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最小の結婚 エリザベス・ブレイク(著/文) - 白澤社
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書店員向け情報 HELP

出版者情報

9784768479780

最小の結婚 (サイショウノケッコン) 結婚をめぐる法と道徳 (ケッコンヲメグルホウトドウトク)

社会科学
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発行:白澤社
四六判
縦196mm 横135mm 厚さ28mm
重さ 480g
384ページ
定価 4,200円+税
ISBN
978-4-7684-7978-0   COPY
ISBN 13
9784768479780   COPY
ISBN 10h
4-7684-7978-2   COPY
ISBN 10
4768479782   COPY
出版者記号
7684   COPY
Cコード
C1036  
1:教養 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年11月29日
書店発売日
登録日
2019年11月6日
最終更新日
2019年11月21日
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紹介

そもそも「結婚」は、一夫一妻で、排他的で、夫と妻がそれぞれの役割を永続的に責任をもって担わなければならないとされていることに、十分な理由はあるのだろうか、それは善き生の役に立つのだろうか、と著者は問う。本書の伝統的な結婚のイメージから脱却する新たな制度としての「最小結婚」という刺激的な主張は、近年、日本でも注目されている同性婚をめぐる承認の問題や、フェミニズム・ケア論、クィア理論にかかわる家族のあり方の議論に新たな論点を提供するだろう。結婚について哲学的に考察した初めての書。

目次

序──結婚と哲学 第Ⅰ部 結婚の脱道徳化 第1章 結婚の約束──離婚は約束破棄なのか 第2章 結婚にいかに献身するか──概念の手引き 第3章 結婚、性行為、道徳 第4章 愛する者への特別扱い──結婚・ケア・性愛規範性第Ⅱ部 結婚の民主化 第5章 結婚への批判──本質的に不正義な制度か 第6章 結婚を定義する──政治的リベラリズムと同性婚論争 第7章 最小結婚──政治的リベラリズムは婚姻法にいかなる影響を及ぼすのか 第8章 最小結婚実現に向けた課題──貧困・財産・一夫多妻 監訳者解説 参考文献 索引

著者プロフィール

エリザベス・ブレイク  (エリザベス ブレイク)  (著/文

オックスフォード大学出身、セント・アンドリュース大学で博士号を取得。カルガリー大学、アリゾナ州立大学を経て、2019年夏からライス大学の哲学教授。専門は、倫理学、応用倫理学、政治哲学、フェミニスト哲学、性と愛の哲学、LGBT哲学。本書Minimizing Marriageは、2014年アメリカ哲学協会ブック・プライズ特別賞を受賞している。編著として『Philosophical Foundations of Children’s and Family Law』(オックスフォード出版会、2018年、未邦訳)『After Marriage: Rethinking Marital Relationships』(オックスフォード出版会、2016年、未邦訳)などがある。

久保田 裕之  (クボタ ヒロユキ)  (監修 | 翻訳

日本大学文理学部社会学科教授。家族社会学、福祉社会学、政治哲学。著書に、『他人と暮らす若者たち』(集英社新書)、『家族を超える社会学──新たな生の基盤を求めて』(共著、新曜社)。訳書に、スーザン・オ―キン著『正義・ジェンダー・家族』(共訳、岩波書店)、エヴァ・キテイ著『愛の労働あるいは依存とケアの正義論』(共訳、白澤社)など。

羽生 有希  (ハニュウ ユウキ)  (翻訳

東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士後期課程、国際基督教大学ジェンダー研究センター助手。フェミニスト哲学、クィア理論。主な論文に「来たりし、来たるべきフェミニスト哲学──フェミニスト現象学とジェンダー・パフォーマティヴィティ」『現代思想』2019年3月臨時増刊号(青土社)など。

藤間 公太  (トウマ コウタ)  (翻訳

国立社会保障・人口問題研究所社会保障応用分析研究部第2室長。専攻は家族社会学、福祉社会学、教育社会学。主な著書・論文に、『代替養育の社会学──施設養護から〈脱家族化〉を問う』(晃洋書房)、「施設養護家庭論の検討──児童自立支援施設での質的調査から」『社会学評論』第67巻第2号(日本社会学会)など。訳書に、スコット・ラッシュ、ジョン・アーリ著『フローと再帰性の社会学──記号と空間の経済』(共訳、晃洋書房)など。

本多 真隆  (ホンダ マサタカ)  (翻訳

明星大学人文学部助教。家族社会学、歴史社会学。主な著書・論文に、『家族情緒の歴史社会学──「家」と「近代家族」のはざまを読む』(晃洋書房)、「近代日本における『家』の情緒──1890~1910年代における伝統的家族像の形成」『社会学評論』(第68巻第3号、日本家族社会学会賞〔第八回奨励論文賞〕受賞)など。

佐藤 美和  (サトウ ミワ)  (翻訳

お茶の水女子大学生活科学部学部教育研究協力員。法社会学、ジェンダー法学。主な論文に、「日本の同性カップルに対する権利保障の現状と課題」浅倉むつ子・二宮周平 責任編集『ジェンダー法研究』5号(信山社)、「クィア法理論からみる『婚姻』の意味をめぐる交渉」ジェンダー法学会編『ジェンダーと法』2012年号(Vol.9)(日本加除出版)など。

松田 和樹  (マツダ カズキ)  (翻訳

東京大学大学院法学政治学研究科総合法政専攻基礎法学コース博士課程、日本学術振興会特別研究員(DC1)。主な論文に、「同性婚か? あるいは婚姻制度廃止か?――正義と承認をめぐるアポリア」『國家學會雑誌』(第131巻第5・6号、2018年所収。第12回社会倫理研究奨励賞受賞、2019年度日本法哲学会奨励賞受賞)など。

阪井 裕一郎  (サカイ ユウイチロウ)  (翻訳

福岡県立大学人間社会学部専任講師。家族社会学。主な著書に、『入門家族社会学』(共著、新泉社)、『境界を生きるシングルたち』(共著、人文書院)など。論文に、「家族主義という自画像の形成とその意味」『家族研究年報』38号(家族問題研究学会)、「家族の民主化」『社会学評論』249号(日本社会学会)など。

上記内容は本書刊行時のものです。