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出版者情報
イラストで読むキーワード哲学入門
発行:白澤社
四六判
160ページ
定価
1,800円+税
- 書店発売日
- 2019年4月18日
- 登録日
- 2019年3月30日
- 最終更新日
- 2019年4月19日
紹介
哲学の52のキーワードを取り上げ、そのすべてにイラストをつけたユニークな哲学入門書。解説には、テーマに関連するマンガや映画の話題、ときには本格的な哲学的議論も扱い、イラストはそれ自体が哲学の解説となるよう著者が作製した。イラストが「哲学そのもの」になるように描いたという。「イラストを通じて、哲学への入り口の感覚をつかむ」ことを目指す、哲学への入門書である。巻末には〈応用編〉として、フランスの哲学者ジャン=ポール・サルトルの著作解説もかねる論文を収録した。
目次
〈入門編〉イラストで読むキーワード哲学入門
1 哲学:哲学/タウマゼイン/エポケー/日常性/アキレスと亀/嘘つきのパラドックス
2 認識:素朴実在論/知覚の因果説/第二性質/無限後退/洞窟の比喩
3 意識:夢の懐疑/水槽の脳/五分前創造仮説/我思うゆえに我あり/現象学
4 身体:心身二元論/機械の中の幽霊/心身問題/二種類の一元論/唯物論/現象的身体
5 自由:機械論と目的論/決定論/リベットの実験/不安と自由のめまい/自己欺瞞
6 自己:数的同一性と質的同一性/テセウスの船/人格の同一性/転送機のパラドックス/反省/対自存在と即自存在
7 他者:他我問題/逆転スペクトル/独我論/類推説と唯物論/哲学的ゾンビ/対他存在
8 演技:演技/実存と本質/チューリング・テスト/イライザ/オリジナルとコピー/規律・訓練/パノプティコン
9 倫理:ジレンマ/功利主義と義務論/創造的思考/障害の社会モデル/患者の自己決定と安楽死/優生学
〈応用編〉怪物と眩暈──サルトルの怪物的ヒューマニズム
上記内容は本書刊行時のものです。