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出版者情報
牡丹灯籠
発行:白澤社
四六判
208ページ
定価
2,000円+税
- 書店発売日
- 2018年7月20日
- 登録日
- 2018年7月5日
- 最終更新日
- 2018年7月12日
紹介
美しすぎる死霊に取り憑かれた美男、その運命やいかに……。中国から原話が伝わるやたちまち日本で愛好され、江戸時代にいく度もリメイクされてきた牡丹灯籠の物語。なかでも有名な『伽婢子』の浅井了意翻案による「牡丹灯籠」や、三遊亭円朝の『怪談牡丹灯籠』の他に、あまり知られていない灯籠の出てこない類話、鳥山石燕の妖怪画、幕末の世間話、狂歌など、江戸時代に創られた牡丹灯籠系怪談とでも呼べる物語群を収録。牡丹灯籠の照らし出す世界へ読者をご案内します。
目次
第一章 美しき怪談・牡丹灯籠 第二章 浅井了意「牡丹灯籠」 第三章 「牡丹灯籠」の原話「牡丹灯記」 第四章 百物語の牡丹灯籠 第五章 骨女の怪奇とエロス──骸骨と幽霊の「牡丹灯籠」 第六章 円朝口演『怪談牡丹燈籠』 第七章 『怪談牡丹燈籠』を読む──お露の恋着と良石の悪霊祓い 第八章 深川北川町の米屋の怪談──『漫談 江戸は過ぎる』より
上記内容は本書刊行時のものです。