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田原藩 加藤克己(著/文) - 現代書館
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田原藩 (タハラハン)

歴史・地理
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発行:現代書館
A5変型判
208ページ
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-7684-7156-2   COPY
ISBN 13
9784768471562   COPY
ISBN 10h
4-7684-7156-0   COPY
ISBN 10
4768471560   COPY
出版者記号
7684   COPY
Cコード
C0321  
0:一般 3:全集・双書 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年7月23日
最終更新日
2020年7月29日
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紹介

かつて海運の要衝として栄えた田原藩は、徳川家が信頼する戸田氏、続いて三宅氏が入り、幕末まで続いた。東京永田町にある三宅坂は、三宅氏の屋敷がそこにあったことから名づけられたという。
徳川家に重用されていたが、そのために田原藩は財政難に苦しんだ。石高が1万2千石に過ぎないのに、10万石の付き合いをしなければならなかったからだ。また海運の要衝であるために、難破船への対応にも追われた。幕末に異国船が沿岸に出没するようになると、海防にも力を注ぐ。
こうした難題を抱えた幕末期に藩政の舵取りをした家老・渡辺崋山は、絵を西洋の学問に通じ、現在国宝に指定されている鷹見泉石像を描いた天才画家でもあった。幕末維新期の困難な時代を崋山が説いた民尊重の思想で乗り切った田原藩の歴史を、民からの視点も多用して紹介する。

※ 愛知県渥美半島・田原城に居を置いた藩の物語!

著者プロフィール

加藤克己  (カトウカツミ)  (著/文

1950年、愛知県渥美郡(現田原市)生まれ。広島大学文学部卒。愛知県で高校教員。2011年、退職後、田原市文化財保護審議会委員。
NHK文化センター豊橋教室で歴史講座の講師。

石川洋一  (イシカワヨウイチ)  (著/文

1950年、愛知県渥美郡(現田原市)生まれ。愛知教育大学卒。田原市内の小中学校教員。退職後、愛知大学大学院文学研究科日本文化専攻修士課程入学。天保期囲碁の田原藩日記の解説に取り組む。崋山史学研究会会員。

上記内容は本書刊行時のものです。