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出版者情報
松江藩 : 古代を醸し出す神国出雲。家康の孫松平直政が入封。不昧の禅と茶道の不即不離、侘びが深く生きる街。
発行:現代書館
縦210mm
206ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2012年6月
- 登録日
- 2016年10月16日
- 最終更新日
- 2016年10月16日
紹介
山陰山陽の枢要地松江。堀尾・京極氏のあと松平氏、大火水害凶作で財政窮迫、七代治郷は殖産振興に努め、財政再建。のち不昧と号し、茶道・書画・和歌などで名を残した優雅の藩の物語。
目次
第1章 堀尾・京極氏までの出雲-古代出雲の地に堀尾氏三代が城下町を築き、京極忠高が手を入れる。(律令制時代から中世の出雲
堀尾吉晴・忠氏父子の富田入城
堀尾吉晴・忠治の時代
京極氏の入封)
第2章 松平氏の治世が始まる-親藩として山陰・山陽の要に配置された松平氏は、維新まで、十代続く。(松平直政の松江と江戸での足跡
松平家二代綱隆の治世
祖先を敬い、松江を愛した綱近
藩の台所事情と世情)
第3章 藩財政の窮乏と改革-宗衍の努力は報われず、治郷こと不昧の代に好転の兆しが見える。(改革の頓挫を余儀なくされた宗衍
財政立て直しに尽力する治郷
お茶の殿様「不昧」公)
第4章 幕末から明治にかけての苦渋-開明的な藩主が出現するも、維新後は新政府への対応に悩む。(文化・文政の爛熟期
最後のお殿様・定安
維新前後の松江藩)
上記内容は本書刊行時のものです。