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出版者情報
一人娘
発行:現代書館
四六判
272ページ
定価
2,800 円+税
3,080 円(税込)
- 書店発売日
- 2025年11月19日
- 登録日
- 2025年10月2日
- 最終更新日
- 2025年10月28日
書評掲載情報
| 2026-01-10 |
毎日新聞
朝刊 評者: 星野智幸(作家) |
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紹介
ブッカー国際賞最終候補作
カラモもうひとつの視点賞受賞作
わたしの予想は、最高の形で裏切られました。
この物語を読んでいるあいだ、イネスはわたしの子どもだったし、
アリナはわたしの友人だったし、ドリスとニコラスはわたしの隣人だった。
「産む/産まない」の先にある人生とはこんなにも長く、
容易でなく、なんとかけがえのないものか。
やっぱりわたしはネッテルの作品がとても好きです。
大塚真祐子(文筆家・元書店員)
わたし(ラウラ)とアリナは親友で、20代のころはお互いに「子どもは産まない」と誓い合った仲だった。その意志をかたくなに貫くラウラとは裏腹に、アリナは結婚し、やがて子ども(イネス)を身ごもる。そんななか、ラウラの暮らすアパートのベランダでは鳩が巣を作り、やがてラウラはアパートの隣に暮らす母子家庭の男の子ニコラスとだんだん交流を深めていく。やがてイネスが生まれるが、イネスには生まれついて重度の障害があり明日を生きる保証もない状態だった。
イネスの誕生とニコラスとの交流、ベランダに巣を作った鳩……、ラウラの心は揺れ動き、本人がそれまで思いもしなかった自らの気持ちに気づかされていく。イネスの生命や母という宿命、女として生きることの葛藤……。そして、物語は思わぬ形で最後を迎えることになる。
上記内容は本書刊行時のものです。
