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一人娘 グアダルーペ・ネッテル(著) - 現代書館
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一人娘 (ヒトリムスメ)

文芸
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発行:現代書館
四六判
272ページ
定価 2,800 円+税   3,080 円(税込)
ISBN
978-4-7684-5983-6   COPY
ISBN 13
9784768459836   COPY
ISBN 10h
4-7684-5983-8   COPY
ISBN 10
4768459838   COPY
出版者記号
7684   COPY
Cコード
C0097  
0:一般 0:単行本 97:外国文学小説
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2025年10月2日
最終更新日
2025年10月28日
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書評掲載情報

2026-01-10 毎日新聞  朝刊
評者: 星野智幸(作家)
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紹介

ブッカー国際賞最終候補作
カラモもうひとつの視点賞受賞作

わたしの予想は、最高の形で裏切られました。
この物語を読んでいるあいだ、イネスはわたしの子どもだったし、
アリナはわたしの友人だったし、ドリスとニコラスはわたしの隣人だった。
「産む/産まない」の先にある人生とはこんなにも長く、
容易でなく、なんとかけがえのないものか。
やっぱりわたしはネッテルの作品がとても好きです。
大塚真祐子(文筆家・元書店員)

わたし(ラウラ)とアリナは親友で、20代のころはお互いに「子どもは産まない」と誓い合った仲だった。その意志をかたくなに貫くラウラとは裏腹に、アリナは結婚し、やがて子ども(イネス)を身ごもる。そんななか、ラウラの暮らすアパートのベランダでは鳩が巣を作り、やがてラウラはアパートの隣に暮らす母子家庭の男の子ニコラスとだんだん交流を深めていく。やがてイネスが生まれるが、イネスには生まれついて重度の障害があり明日を生きる保証もない状態だった。
イネスの誕生とニコラスとの交流、ベランダに巣を作った鳩……、ラウラの心は揺れ動き、本人がそれまで思いもしなかった自らの気持ちに気づかされていく。イネスの生命や母という宿命、女として生きることの葛藤……。そして、物語は思わぬ形で最後を迎えることになる。

著者プロフィール

グアダルーペ・ネッテル  (グアダルーペ ネッテル)  (著)

1973年、メキシコ生まれの作家。メキシコとフランスを行き来して育つ。フェミニズムとジェンダーをテーマとした創作に取り組み、2008年にアンナ・ゼーガース賞受賞、2013年に第三回リベラ・デル・ドゥエロ国際短編小説賞、2014年にはエラルデ文学賞を受賞するなど国際的に高い評価を受け、海外では毎年のように「今年のベスト10」に取り上げられる。初邦訳『赤い魚の夫婦』が、2022年第八回日本翻訳大賞最終選考作品に。本作『La hija unica』が2023年ブッカー賞最終候補作に。邦訳は他に『花びらとその他の不穏な物語』(現代書館、2022年)。

宇野和美  (ウノカズミ)  (訳)

東京外国語大学スペイン語科卒。出版社勤務を経てスペイン語圏の本の翻訳に携わる。バルセロナ自治大学大学院修士課程修了。訳書『ちっちゃいさん』(講談社)、『きらめく共和国』(東京創元社)、『見知らぬ友』(福音館書店)など多数。『赤い魚の夫婦』が、第八回日本翻訳大賞最終選考作品に。 『ハリケーンの季節』(フェルナンダ・メルチョール、早川書房)が、第十回日本翻訳大賞最終選考作品に。

上記内容は本書刊行時のものです。