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哲学問答2020 千坂恭二(著/文) - 現代書館
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哲学問答2020 (テツガクモンドウニセンニジュウ) ウイルス塹壕戦 (ウイルスザンゴウセン)

哲学・宗教
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発行:現代書館
四六判
296ページ
定価 2,200円+税
ISBN
978-4-7684-5890-7   COPY
ISBN 13
9784768458907   COPY
ISBN 10h
4-7684-5890-4   COPY
ISBN 10
4768458904   COPY
出版者記号
7684   COPY
Cコード
C0010  
0:一般 0:単行本 10:哲学
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年10月1日
最終更新日
2020年10月13日
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紹介

若手に熱烈な支持者を持つイデオローグの「哲学問答」。扱う領域は、政治、哲学、思想、歴史、文学、映画など多岐にわたり、その広さと読書量に圧倒される。「保守」という名の新たなナショナリズム、「差別」を助長するレイシズム。一方で「マルクスに帰れ」という空しい叫び……。「ファシズム」即「悪」の名のもとに、葬り去られたドイツの哲学・思想状況、日本ファシズム思想を再検討し、自らの運動体験の「歴史的継承」とアナキズムを媒介に独自の思想運動を展開。「ウイルス塹壕戦」下で格闘する日々の営為を記録した好著。

目次

Ⅰ 哲学問答2020
  3月 物理力を禁欲的に内包しない思想は憂鬱を分泌する
  4月 生存の塹壕戦のような時代
  5月 「逃亡」は戦後に対する一個の思想である
  6月 政治は嘘を内包する
  7月 近代思想は差別そのものである
  8月 歴史の事実と歴史の意味は違う

Ⅱ 哲学問答 詳論
  3月 ユンガーと伝説の編集者との出会い
  4月 ダダの原理性を確立するためには
  5月 半ば永遠の退屈さの漂う最前線
  6月 イロニーは世の中にいながらいないようなことだ
  7月 アジールとしての東方会
  8月 「彼らの兵站はどうなっているのか」

Ⅲ 人名・著作品 索引

著者プロフィール

千坂恭二  (チサカキョウジ)  (著/文

1950年大阪市生まれ。上宮高校在学中からアナキズム運動に参加し、松田政男氏から「戦後最年少のイデオローグ」と命名され、『歴史からの黙示』(田畑書店)で注目を浴びる。長い沈黙の後、独自の思想・運動論を展開し、若手に熱狂的な支持を得ている。著書『思想としてのファシズム』(彩流社)他。

上記内容は本書刊行時のものです。