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【増補改訂版】コンゴ共和国 マルミミゾウとホタルの行き交う森から 西原智昭(著/文) - 現代書館
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【増補改訂版】コンゴ共和国 マルミミゾウとホタルの行き交う森から

発行:現代書館
四六判
280ページ
定価 2,300円+税
ISBN
9784768458778
Cコード
C0040
一般 単行本 自然科学総記
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年2月18日
最終更新日
2020年3月5日
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紹介

中部アフリカのコンゴ共和国で、いま何が起きているのか――。熱帯林に生息するゾウやゴリラなどの生態調査、環境保全に携わる中での内戦や森林伐採業との対峙、貨幣経済の浸透が先住民に与える影響など現場のリアルを伝える。
今回増補改訂版を出すに当たって、ゲリラ豪雨やエボラ出血熱など最近世界を揺るがせている問題とコンゴ共和国との関係を浮き彫りにする新章が加わった。

日本から遠く離れている国だが、実は1989年のワシントン条約で象牙の国際取引が禁止されるまで、コンゴ共和国に生息するマルミミゾウの象牙は印章の材料として日本が大きな需要を占めていたという。
失われていく原生林、その中で生きる動物や先住民の間に、さらなる開発の波が押し寄せる。環境保全業もまた、当事国にとっては外部からの介入であるという葛藤を抱えながらも、自然との共生の道を探る著者の姿に静かな感動を覚える。

目次

1.熱帯林とゴリラとの出会い
2.虫さん、こんにちは
3.森の中で生きるということ
4.熱帯林養成ギプス、内戦、そして保全業へ
5.新たな旅立ち~森から海へ
6.森の先住民の行く末
7.人類の自然界利用と保全(その1)~ブッシュミート、森林伐採、象牙
8.人類の自然界利用と保全(その2)~海洋地域での漁業と石油採掘
9.人類の自然界利用と保全(その3)~日本人との深い関わり
10.日本における保全に関する教育とメディア
11.ぼくの生き方~自分に強く関わること同士のつながり
12.さらに隠蔽される“真実”

著者プロフィール

西原智昭  (ニシハラトモアキ)  (著/文

1989年から30年以上、コンゴ共和国やガボンなどアフリカ中央部熱帯林地域にて、野生生物の研究調査、国立公園管理、熱帯林・生物多様性保全に従事。国際保全NGOであるWCS(Wildlife Conservation Society;ニューヨークに本部があり)の自然環境保全研究員。NPO法人アフリカ日本協議会・理事。京都大学理学部人類進化論研究室出身、人類学専攻、理学博士。現在、星槎大学共生科学部特任教授。
著書に、翻訳『知られざる森のゾウ――コンゴ盆地に棲息するマルミミゾウ(ステファン・ブレイク原著)』(現代図書、2012年)、共著に『アフリカ潜在力 第5巻 自然は誰のものか――住民参加型保全の逆説を乗り超える』(京大出版、2016年)、『「アフリカ」で生きる。――アフリカを選んだ日本人たち』(カナリアコミュニケーションズ、2017年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。