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出版者情報
新聞記者・桐生悠々忖度ニッポンを「嗤う」
発行:現代書館
四六判
200ページ
定価
1,700円+税
- 書店発売日
- 2019年9月26日
- 登録日
- 2019年7月30日
- 最終更新日
- 2019年9月21日
紹介
明治末から昭和初期にかけてファシズム批判を展開し、信濃毎日新聞主筆時代に書いた社説「関東防空大演習を嗤(わら)ふ」が陸軍の猛反発を招いたことで知られる石川県出身のジャーナリスト・桐生悠々(1873-1941)の評伝。本文中、俳優の中村敦夫氏による以下の発言が収録されている。「彼が警告していることは、まさに今ね、びしびしと現代社会に当てはまるようなことを言ってんですよ。要するに、全然人類社会は進歩していないじゃないか。桐生悠々は未来、未来と言っているけど、未来は今ですよ」。そう、本書を一読すると、悉くその先見性に驚かされる。
目次
第1章 「無冠の帝王」桐生悠々の背景
第2章 関東防空大演習を嗤う
第3章 「だから、言ったではないか」
第4章 言わねばならないこと
第5章 あのころの「未来」
第6章 騙されてはならない
第7章 反骨の系譜
上記内容は本書刊行時のものです。