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三竈島事件 蒲豊彦(著/文 | 編集) - 現代書館
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三竈島事件 (サンソウトウジケン) 日中戦争下の虐殺と沖縄移民 (ニッチュウセンソウカノギャクサツトオキナワイミン)

歴史・地理
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発行:現代書館
四六判
288ページ
定価 2,800円+税
ISBN
978-4-7684-5839-6   COPY
ISBN 13
9784768458396   COPY
ISBN 10h
4-7684-5839-4   COPY
ISBN 10
4768458394   COPY
出版者記号
7684   COPY
Cコード
C0021  
0:一般 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年8月18日
最終更新日
2018年9月7日
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紹介

マカオ南西部に位置する三竈島(さんそうとう)。その島で、かつて大量虐殺による占領が行われたことは、ほぼ知られていない。1937年、日中戦争の本格化に伴い、日本海軍は島を華南地方占領の足場とすべく、航空基地を設置。島を制圧する際には海上封鎖、島民の虐殺、中国ゲリラとの抗争などが繰り返され、その後、無人島と化し広大な耕地が残された。1939年、沖縄から三竈島への移民が開始。主な仕事は、海軍が買い上げる米など農産物の生産であった。本書は、沖縄農業移民の三竈島での暮らし振りを伝えるとともに、台湾に近い立地故、戦後は国共内戦時に国民党軍の撤退センターとなった三竈島を巡る激動の歴史を詳細に追った第一級のドキュメント。

著者プロフィール

蒲豊彦  (カバトヨヒコ)  (著/文 | 編集

京都橘大学教授。富山大学卒。京都大学大学院修士。
『南海の軍閥甘志遠ー日中戦争下の香港・マカオ』など多数。

浦島悦子  (ウラシマエツコ)  (著/文

1948年、鹿児島県川内市に生まれる。90年から沖縄に住み、文筆活動を続ける。とくに98年以降は居住地区に突然降って湧いた海上基地建設をめぐる住民運動に深くかかわり、そのただ中からルポ、エッセイを発表してきた。91年、「闇の彼方へ」で新沖縄文学賞佳作、98年、「羽地大川は死んだ」で週刊金曜日ルポルタージュ大賞報告文学賞受賞。 著書『辺野古 海のたたかい』(インパクト出版会、05年)『豊かなシマに基地はいらない』(同、02年)『やんばるに暮らす』(ふきのとう書房、02年)、共著書『ジュゴンの海と沖縄』(高文研、02年) 。

和仁廉夫  (ワニヤスオ)  (著/文

ジャーナリスト。「週刊金曜日」等で執筆。『歴史教科書とナショナリズム--歪曲の系譜』(社会論評社)、著書多数。

上記内容は本書刊行時のものです。