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幕末の女医 楠本イネ 宇神幸男(著/文) - 現代書館
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幕末の女医 楠本イネ シーボルトの娘と家族の肖像

発行:現代書館
四六判
272ページ
定価 2,200円+税
ISBN
9784768458242
Cコード
C0023
一般 単行本 伝記
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年12月27日
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書評掲載情報

2018-04-29 東京新聞/中日新聞  朝刊

紹介

幕末から明治にかけて生きた一人の女性「楠本イネ」。父はシーボルト、母は長崎の「たき」。様々な苦難を超えて父と同じ医師になった。「オランダおいね」として巷間知れ渡っているが、これらの話は吉村昭『ふぉん・しいほるとの娘』からの引用・孫引きが多い。この書は優れた小説ではあるものの、実像とはあまりにもかけ離れている。筆者は、楠本イネ(と娘高子)の実像を再現すべく、最新のものも含めて既出の史・資料、文献・図書を検証し、新史料も発掘し本書は書かれた。「イネと高子のの生涯が劇的であることは、ある程度は想像していたが、その生涯の波瀾万丈、その生涯の悲痛なことは想像をはるかに超えていた」と著者も述べているが、宇和島在住だからこそ発見できた諸史料を駆使して、新しいイネ像が完成した。新発見写真・地図など多数。今後イネは本書を基にしてしか語れないであろう。

著者プロフィール

宇神幸男  (ウガミユキオ)  (著/文

1952年、愛媛県宇和島市生まれ。音楽評論家・作家・宇和島市「南予文化会館館長。著書に『神宿る手』『ヴァルハラ城の悪魔』(講談社)、『水の行方』(角川書店)、シリーズ藩物語『宇和島藩』『伊予吉田藩』(共に現代書館)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。