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先生、ぼくら、しょうがいじなん? 成沢真介(著/文) - 現代書館
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先生、ぼくら、しょうがいじなん? (センセイボクラショウガイジナン)

教育
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発行:現代書館
四六判
240ページ
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-7684-3567-0   COPY
ISBN 13
9784768435670   COPY
ISBN 10h
4-7684-3567-X   COPY
ISBN 10
476843567X   COPY
出版者記号
7684   COPY
Cコード
C0037  
0:一般 0:単行本 37:教育
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年10月16日
最終更新日
2018年10月30日
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紹介

知的障害特別支援学校・学級担任、特別支援教育コーディネーター等を務める中で、「できる」「できない」のモノサシだけでははかりきれない、何か違うモノサシがある、と感じた著者が、特別支援教育への疑問・違和感を提示する。特別支援学校・学級の児童の作品を展示した「しょうがい じどう せいと さくひんてん」で、その看板を見た生徒から「先生、ぼくら、しょうがいじなん?」と問われる。
特別な場で特別な支援を提供する特別支援教育全盛の中、教育が抱える矛盾を照射し、著者自身の揺らぎも正直に発露する。
2019年度からの教職課程で「特別支援教育総論」*の単位取得必須化をむかえるいま、現場のリアルから「分ける教育」を問い直す。

*授業科目名称は各大学によって違います(文部科学省の「教育職員免許法・同施行規則の改正及び教職課程コアカリキュラムについて」では、「特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒に対する理解(1単位以上修得)」と明記されています)。

目次

第一章 特別支援学級での関わりから考える
身近にある偏見
普通と特別の間
生徒からの問題提起
就学指導とは何か
進路について考える
特別支援学級の存在意義
「そういうものだ」ということを教える教育

第二章 特別支援学校での関わりから考える
問題にすることができない程大きな問題
視点を変えることができるか? ――先入観の囚人としての教師
大人の都合の中で生きる子どもたち
「分かる」ということについて考える
訪問教育という希望

第三章 学校組織・社会との関わりから考える
「伝える」とはどういうことか
言葉がつくる「障がい」――境界線の子どもたち
評価できるもの、できないもの
専門性とは何か
保護者という改革者
歯車としての教師
バランスと多様性

第四章 コーディネーターの視点から考える
悲しきコーディネーター
幼稚園・保育園について思うこと
小学校について思うこと
中学校について思うこと
高等学校について思うこと
進路選択・卒業後を考える

第五章 「関係性の中で生きていく」ということについて考える
子育てについて考える
性教育から考える
組織の中での居場所

著者プロフィール

成沢真介  (ナルサワシンスケ)  (著/文

岡山県在住の教員。中学校普通学級担任、知的障害特別支援学級担任、特別支援教育コーディネーター等を歴任。著書『マンガ版 自閉症「日常生活」おたすけじてん』(合同出版)、『虹の生徒たち』(講談社)など。

上記内容は本書刊行時のものです。