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こわばる身体がほどけるとき 板橋勇仁(著/文) - 現代書館
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こわばる身体がほどけるとき (コワバルカラダガホドケルトキ) 西田幾多郎『善の研究』を読み直す (ニシダキタロウゼンノケンキュウヨヨミナオス)

哲学・宗教
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発行:現代書館
四六判
224ページ
定価 2,200円+税
ISBN
978-4-7684-1021-9   COPY
ISBN 13
9784768410219   COPY
ISBN 10h
4-7684-1021-9   COPY
ISBN 10
4768410219   COPY
出版者記号
7684   COPY
Cコード
C0310  
0:一般 3:全集・双書 10:哲学
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2021年5月13日
最終更新日
2024年3月8日
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紹介

日本哲学界における金字塔のひとつともいえる『善の研究』は、東洋思想の枠を超え世界的にも大きな影響力のある著作である。西田研究者として数々の著作を発表している著者が、現代社会での身体の持つ困難とその解放を、西田哲学をベースに考えていく本書は、いわば『善の研究』を出発点にした身体論というべきものである。
現代社会での自己中心性〈我執〉がもたらす身体の「こわばり」は大きな問題だったが、さらに今回の感染症の流行で、自己他者いずれにおいても管理・統御・監視による身体の「こわばり」が大きな関心ごとにならざるを得なくなってきた。
このように、日々、生きづらくなっていく身体をどのように「ほどいて」ゆるめていくか。西田哲学をベースに、自己と他者、そして社会との関係、そこでの身体の在り方などを徹底的に考え抜くことによって困難な時代の出口を探していく。

目次

序章 西田哲学と身体
第1章 現代の身体
第2章 『善の研究』の「経験」と身体
第3章 後期西田哲学の「制作」と身体
第4章 苦しみを苦しむことまで楽しんで息する身体-こわばる身体がほどけるとき
終章 身体の生きづらさをほどいて生きる

著者プロフィール

板橋勇仁  (イタバシユウジン)  (著/文

立正大学文学部(哲学科)教授。専門は近現代日本思想、近代ドイツ哲学、近代アメリカ哲学。著書に『西田哲学の論理と方法─徹底的批評主義とは何か』、『歴史的現実と西田哲学─絶対的論理主義とは何か』、『底無き意志の系譜─ショーペンハウアーと意志の否定の思想』(以上、法政大学出版局)。

上記内容は本書刊行時のものです。