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教育現場を「臨床」する : 学校のリアルと幻想 内田 良(著・文・その他) - 慶應義塾大学出版会
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教育現場を「臨床」する : 学校のリアルと幻想 (キョウイクゲンバヲリンショウスル ガッコウノリアルトゲンソウ)

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B7判
224ページ
価格 1,800 円+税   1,980 円(税込)
ISBN
978-4-7664-2905-3   COPY
ISBN 13
9784766429053   COPY
ISBN 10h
4-7664-2905-2   COPY
ISBN 10
4766429052   COPY
出版者記号
7664   COPY
Cコード
C0037  
0:一般 0:単行本 37:教育
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年8月
書店発売日
登録日
2023年6月29日
最終更新日
2023年7月31日
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紹介

疲弊する教師、ブラック校則、部活動、感染症……子どもをめぐる不合理を可視化する。学校における喫緊の課題である「部活動」「校則」「虐待といじめ」などの問題を、著者独自の観点から多角的に分析する。学校の虐待といじめは増えているのか。部活動はだれにとって問題なのか。校則は変わるのか。データを丁寧に分析し、結果から見える「真実」、そして子どもたちや教師たちの「苦悩」がどこにあるのかを明らかにする。

目次

プロローグ
第Ⅰ部 学校と「臨床」
1 「臨床」という幻想
2 丸裸の先生が学校を変えていく
3 組織に閉ざされる個々の声──部活動指導者の負担から考える
第Ⅱ部 部活動はだれのためか
4 「ケガはつきもの」というあきらめ──事故再生産の構造
5 部活動という聖域
6 「外部化」幻想の落とし穴
7 部活動――だれにとっての問題か
第Ⅲ部 コロナ禍の学校
8 インフルエンザにかからない方法──マネジメントがリスクを生み出す!?
9 リスクのアンテナ──ゼロリスクをあきらめる
10 だれが子どもを黙らせているのか
第Ⅳ部 校則は変わるのか
11 校則という桎梏( しっこく)
12 コロナ禍が校則を動かした
13 私生活への越権的な介入――「学校依存社会」を読み解く
第Ⅴ部 家庭は安全か
14 コロナ禍における子ども虐待の「消える化」現象
15 減少する子ども虐待、増大する危機感
16 安全の格差、子どもの受難──虐待といじめの地域差に迫る
17 学者は真実を知っている?──いじめのウソとマコトに迫る
エピローグ
文献注

上記内容は本書刊行時のものです。