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神経症的な美しさ
アウトサイダーがみた日本
発行:慶應義塾大学出版会
A5
424ページ
並製
価格
3,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年12月10日
- 書店発売日
- 2022年12月3日
- 登録日
- 2022年9月15日
- 最終更新日
- 2023年3月23日
書評掲載情報
2023-02-18 |
朝日新聞
朝刊 評者: 磯野真穂(文化人類学者) |
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紹介
▲アメリカとの葛藤のなかで進んできた日本近代。その功罪の原因を探究する。
▲アメリカ型の拡張主義的な資本主義の限界を越える「ポスト資本主義」のモデルに日本はなりうるか?
禅、民芸、京都学派、アート、オタク文化など、広範囲にわたる文化事象を参照しながら、日本人の精神史をアメリカとの接触の中でどう変容してきたかをたどり、〈日本的なるもの〉の可能性を精査する。『デカルトからベイトソンへ』の思想家が贈る骨太の日本人論。
目次
序 別の仕方で考えること
第1章:日本的なるもの(1)――禅、工芸、永遠の現在
第2章:日本的なるもの(2)――「甘え」、集団志向、序列
第3章:明治維新とその余波
第4章:戦争と占領
第5章:哲学――京都学派の時代
第6章:『なんとなく、クリスタル』――アメリカ化する日本のディレンマ
第7章:江戸的な現代へ――ポスト資本主義モデルとしての日本?
付録
英語の用語法における問題/禅のリアリティ/禅、倫理、「枢軸時
代」/オタク文化――インタビュー
上記内容は本書刊行時のものです。