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命に〈価格〉をつけられるのか ハワード・スティーヴン・フリードマン(著) - 慶應義塾大学出版会
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命に〈価格〉をつけられるのか (イノチニカカクヲツケラレルノカ)

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四六判
320ページ
上製
価格 2,700円+税
ISBN
978-4-7664-2736-3   COPY
ISBN 13
9784766427363   COPY
ISBN 10h
4-7664-2736-X   COPY
ISBN 10
476642736X   COPY
出版者記号
7664   COPY
Cコード
C0033  
0:一般 0:単行本 33:経済・財政・統計
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年4月30日
書店発売日
登録日
2021年2月24日
最終更新日
2021年4月16日
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書評掲載情報

2021-05-29 日本経済新聞  朝刊
評者: 岡崎哲二(東京大学教授)
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紹介

▼人の命についている「値段」とはいったい何?
▼テロ事件の犠牲者の補償金が違うのはなぜか?
▼命の「正しい」価値づけは存在するのか?

9.11 テロの犠牲者、殺人事件、死亡事故の賠償金はどのように決められるのか? 生命保険や公害対策のために計算される人命の価値とは?
経済学者、統計の専門家、規制当局が駆使する「統計的生命価値(VSL)」の豊富な例をわかりやすく解説し、「人の命」とは何かという問題に向き合う。

目次

第1章 お金か命か?

第2章 2つのタワーが崩れるとき――9・11同時多発テロの場合

第3章 司法に正義はあるか?――法律と裁判における命の価格づけ

第4章 水のなかのわずかなヒ素――規制機関による命の価値評価

第5章 誰の財布で利益を最大化するか?――企業による命の計算と労働市場

第6章 祖父のように死にたい――生命保険で命の値札はどう決まるのか

第7章 若返りたい――健康の価値と医療保険

第8章 子育てをする余裕はあるか?――出産の選択と子どもの命

第9章 壊れた計算機――バイアスがもたらす問題

第10章 次にどうするか?――命の価格のつけ方

 謝辞
 訳者あとがき
 注
 より知りたい人のための読書案内
 索引

著者プロフィール

ハワード・スティーヴン・フリードマン  (ハワード スティーヴン フリードマン)  (

1972年生まれ。データサイエンティスト、医療経済学者、文筆家。ニューヨーク州ビンガムトン大学で応用物理学の学士号を取得後、ジョンズ・ホプキンス大学で統計学の修士号と生体医工学のPh.D.を取得。データサイエンス、統計学、医療経済学、政治学の分野で約100本の学術論文や書籍の章を(共同)執筆。現在は国連人口基金(UNFPA)に勤める傍ら、コロンビア大学准教授でもある。

南沢 篤花  (ミナミサワ アイカ)  (

大阪府立大学工学部卒。慶應義塾大学文学部卒。英日翻訳家。主な訳書に『セールスライティング・ハンドブック』(翔泳社刊)、『コーディネーター』(論創社刊)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。