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命に〈価格〉をつけられるのか
発行:慶應義塾大学出版会
四六判
320ページ
上製
価格
2,700円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2021年4月30日
- 書店発売日
- 2021年4月17日
- 登録日
- 2021年2月24日
- 最終更新日
- 2021年4月16日
書評掲載情報
2021-05-29 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 岡崎哲二(東京大学教授) |
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紹介
▼人の命についている「値段」とはいったい何?
▼テロ事件の犠牲者の補償金が違うのはなぜか?
▼命の「正しい」価値づけは存在するのか?
9.11 テロの犠牲者、殺人事件、死亡事故の賠償金はどのように決められるのか? 生命保険や公害対策のために計算される人命の価値とは?
経済学者、統計の専門家、規制当局が駆使する「統計的生命価値(VSL)」の豊富な例をわかりやすく解説し、「人の命」とは何かという問題に向き合う。
目次
第1章 お金か命か?
第2章 2つのタワーが崩れるとき――9・11同時多発テロの場合
第3章 司法に正義はあるか?――法律と裁判における命の価格づけ
第4章 水のなかのわずかなヒ素――規制機関による命の価値評価
第5章 誰の財布で利益を最大化するか?――企業による命の計算と労働市場
第6章 祖父のように死にたい――生命保険で命の値札はどう決まるのか
第7章 若返りたい――健康の価値と医療保険
第8章 子育てをする余裕はあるか?――出産の選択と子どもの命
第9章 壊れた計算機――バイアスがもたらす問題
第10章 次にどうするか?――命の価格のつけ方
謝辞
訳者あとがき
注
より知りたい人のための読書案内
索引
上記内容は本書刊行時のものです。