.
【利用不可】
書店員向け情報 HELP
遠藤周作 神に問いかけつづける旅
発行:慶應義塾大学出版会
四六判
160ページ
上製
価格
2,700円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2020年11月30日
- 書店発売日
- 2020年11月20日
- 登録日
- 2020年10月15日
- 最終更新日
- 2020年11月19日
紹介
人生の同伴者としてのイエス・キリストを見出そうとした遠藤周作。
小説の登場人物たちは、いまなにを語りかけてくるのか。
▼2021年、没後25年を迎える遠藤周作。
▼日本ではじめての本格的なカトリック世界を築き上げた作家を、世田谷文学館の連続講座を基にして解明する。
遠藤周作没後25年を前に、世田谷文学館の「連続講座」で五人の講師と館長・菅野昭正が、「まだ生きつづけている作品」である「堀辰雄覚書」「神々と神と」『留学』『白い人・黄色い人』『海と毒薬』『沈黙』『侍』『死海のほとり』『狐狸庵閑話』『宿敵』『反逆』『決戦の時』『男の一生』『王の挽歌』『女』『女の一生』『わたしが・棄てた・女』を論じていく。
目次
西欧と日本のあいだ
「神」をめぐって 文化風土をめぐって 菅野昭正
遠藤周作さんとカトリックの信仰 加賀乙彦
昭和戦後の笑い
遠藤周作 狐狸庵先生 持田叙子
文学者、信仰者としての誠実さ 富岡幸一郎
遠藤周作と歴史小説 高橋千劔破
遠藤周作とフランソワ・モーリヤック
『炎の河』と『わたしが・棄てた・女』における「妙な渇望」
福田耕介
あとがき 菅野昭正
上記内容は本書刊行時のものです。