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僕の大統領は黒人だった 上
バラク・オバマとアメリカの8年
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2020年11月20日
- 書店発売日
- 2020年11月14日
- 登録日
- 2020年10月16日
- 最終更新日
- 2020年11月13日
書評掲載情報
2021-01-16 |
朝日新聞
朝刊 評者: 生井英考(立教大学アメリカ研究所所員) |
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紹介
▼アメリカ初の黒人大統領 バラク・オバマの軌跡
アフリカ系アメリカ人が辿った過酷な歴史を踏まえながら、
アメリカ初の黒人大統領バラク・オバマと黒人社会が歩んだ8年の軌跡を丁寧に辿り、
圧倒的な賛辞を集めた全米ベストセラー。
奴隷制への賠償を求め、アメリカを震撼させた「賠償請求訴訟」を収録。
本書の原題We Were Eight Years in Power(「われわれは8年間政権の座にあった」)とは、
南北戦争後の再建期にサウスカロライナ州でアフリカ系アメリカ人による統治が成果を挙げたことを指して、
著名な黒人政治家トマス・ミラーが後の1895年に述べた言葉である。
再建期が終わる1877年以降、南部では相次いで有色人種に対する分離政策(ジム・クロウ法)が立法化され、
奴隷制度の復活こそなかったものの、黒人への人種差別はふたたび強化される。
この差別状況は1964年の公民権法成立以降もなお続いていく。
タナハシ・コーツは、そうして現代まで続くアメリカの悪夢を振り払う方法を模索する。
アフリカ系アメリカ人が辿った過酷な歴史を踏まえながら、
アメリカ初の黒人大統領バラク・オバマと黒人社会が歩んだ8年の軌跡を丁寧に辿り、
圧倒的な賛辞を集めた全米ベストセラー。
目次
序 章 黒人による良き統治について
第1章 2008年
ノート
「これだから俺たちは白人に負けたんだ」
――ビル・コスビーの大胆な黒人保守主義
第2章 2009年
ノート
アメリカの娘
第3章 2010年
ノート
南北戦争を研究する黒人がほとんどいないのはなぜか?
第4章 2011年
ノート
マルコムXの遺産
――なぜ彼のヴィジョンがバラク・オバマのなかで生き続けているのか
第5章 2012年
ノート
黒人大統領の恐怖
第6章 2014年
ノート
賠償請求訴訟
上記内容は本書刊行時のものです。