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アジア的空間の近代
知とパワーのグローバル・ヒストリー
発行:慶應義塾大学出版会
A5判
336ページ
上製
価格
5,400円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2020年3月30日
- 書店発売日
- 2020年3月25日
- 登録日
- 2020年2月17日
- 最終更新日
- 2020年3月24日
書評掲載情報
2020-05-17 | 読売新聞 朝刊 |
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紹介
▼知とパワーのグローバル・ヒストリー。
▼19世紀半ば以降、ヨーロッパとアジアで主権国家の再編と資本主義化が同時並行的に発生し、
近代的アジア空間が形成された。
▼その裏で展開された「英蘭―東南アジア―中国―日本」という
知とパワーのダイナミックな流れを読み解く注目の書。
目次
序章――アジア的空間の近代とは(山本信人)
第一部 ヨーロッパとの連鎖――知と制度
第一章 東南アジアという近代的結節点(山本信人)
第二章 19世紀日本とデルフト王立アカデミー(大久保健晴)
第三章 福沢諭吉における「交通」思想の射程と波及(都倉武之)
第二部 アジアにおける知の還流
第四章 中国の近代的金融制度と日本(段瑞聡)
第五章 「アジア的空間の近代」としての日本のジャーナリズム
――『東洋経済新報』と小日本主義(山腰修三)
第六章 中国国民党における近代知とファシズム(衛藤安奈)
あとがき
索引
上記内容は本書刊行時のものです。