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言語と呪術
発行:慶應義塾大学出版会
A5判
272ページ
上製
定価
3,200円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2018年9月1日
- 書店発売日
- 2018年9月6日
- 登録日
- 2018年8月28日
- 最終更新日
- 2018年9月5日
書評掲載情報
2018-12-08 |
朝日新聞
朝刊 評者: 椹木野衣(美術評論家、多摩美術大学教授) |
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紹介
言語は、論理であるとともに呪術である――。
言語は、世界を秩序づける力とともに世界を根底から覆してしまう力を持っている。
若き井筒俊彦が、考古学、人類学、言語学、宗教学、心理学、詩学の成果を消化吸収し、大胆に提示した「意味」の始原。
いまだ知られていない井筒哲学の起源にして、その後の展開のすべてを萌芽状態のままに孕んだ〈言語学原論〉、待望の刊行。
伝説の講義「言語学概論」が甦る!
安藤礼二による解説「井筒俊彦の隠された起源」。
目次
まえがき
第一章 呪術と論理のあいだ――予備的考察
第二章 神話的な観点からみた言語
第三章 聖なる気息
第四章 近代文明のさなかの言語呪術
第五章 「意味」という根源的な呪術
第六章 内包の実体化
第七章 言葉のもつ喚起力
第八章 構造的な喚起
第九章 自発的な儀礼と言語の起源
第十章 呪術の環のなかの言語
第十一章 高められた言語
解説「井筒俊彦の隠された起源」 安藤礼二
訳者あとがき 小野純一
主要参考文献
人名・著者名索引
事項索引
上記内容は本書刊行時のものです。