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x‐DESIGN
――未来をプロトタイピングする
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2013年3月1日
- 書店発売日
- 2013年3月15日
- 登録日
- 2013年1月25日
- 最終更新日
- 2013年3月13日
紹介
複雑化するデザインを理解し、新たな価値創造に迫る人材の育成を目指す場、それが慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス通称SFCの「x-Design」(エクス・デザイン)プログラム。
さまざまな分野のデザインの垣根が取り払われつつあるいま、一つの「モノ」を作り上げるには、幅広い視野で統合的にデザインすることが必要だ。「クリエイティヴ・マインド」を研究の基本的な推進力・原動力として持続しながら、
開発力x表現力、技法x技術、論理的思考x美的直観、作り手x使い手の価値観
といった分断された諸要素をふたたび包摂・統合し具現化できるハイブリッドな素養を持つエキスパートとは――。
世界の第一線で活躍するデザイナーやアーティストをディレクターとした、「モノづくり」の新しい形を探る10の実験工房の活動とその成果を追う。
『デザイン言語』『デザイン言語2.0』から進化した、刺激的な挑戦!
目次
はじめに
SFCという場所でデザインを学ぶこと (山中俊治)
「x-DESIGN」という名の実験と実践 (脇田玲)
Ⅰ デザイン/エンジニアリング
プロトタイピング・ラボ (山中俊治)
デザインで社会を動かす (坂井直樹)
Ⅱ アート/メディア
二十一世紀音楽の誕生 (岩竹徹)
自伝的ドキュメンタリーと絵画における「自己」と国民
(藤田修平)
Ⅲ コミュニティ/ファブリケーション
野生の試行(プロトタイピング)――つくりかたをつくるために
(田中浩也)
ファッションデザインから考える (水野大二郎)
「ふつうの人」のデザイン (加藤文俊)
Ⅳ アーキテクチャ/リアリティ
素材化するコンピュータ (脇田玲)
水平思考を垂直思考する (中西泰人)
「リアル」のデザイン――HCIから HABIメディアへ (筧康明)
おわりに
「デザイン言語」から「x-DESIGN」へ (田中浩也)
索引
上記内容は本書刊行時のものです。