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出版者情報
花森安治選集
巻次:第2巻
ある日本人の暮し
発行:暮しの手帖社
四六変型判
496ページ
定価
3,600円+税
- 初版年月日
- 2020年9月20日
- 書店発売日
- 2020年9月18日
- 登録日
- 2020年7月28日
- 最終更新日
- 2020年9月3日
書評掲載情報
2021-07-17 | 毎日新聞 朝刊 |
2021-01-23 |
朝日新聞
朝刊 評者: 武田砂鉄(ライター) |
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紹介
戦後直後の激動の昭和において、『暮しの手帖』の初代編集長・花森安治が、ペンの力で庶民の暮しをより良くしようと提言してきた散文、随筆、評論、コラムから厳選収録した選集全3巻を刊行します。
2巻では花森が自身で取材、執筆し最も心血を注いだ企画「ある日本人の暮し」をまとめます。家族を、仕事を、あきらめずに希望を持ち続ける姿をとらえたルポルタージュは、今この時代だからこそ読んでおきたい、心を打つ記録です。
目次
序章
山村の水車小屋で ある未亡人の暮し
ある青春
Ⅰ章 もはや「戦後」ではない筈なのに 1954~57年
かつぎや
三十娘と未亡人
大学出の小使さん
しあわせのうた
大部屋という名の女優
駅長さんはお人よし
Ⅱ章 所得倍増?│声なき声 1958~60年
ぼくは新聞記者
しかし、私たちも明るく生きてゆく
ぴーぴぃのおっさん
人われを税吏と呼ぶ
共かせぎ落第の記
ランプの宿の宿六
特攻くずれ
とうふやのラッパ
自転車の上の本屋
Ⅲ章 上を向いて 涙がこぼれるから 1961~63年
富士山の見えるちいさな百貨店
にいてんご術
伊深しぐれ縁起
3人と1人と20人のこども
棟梁と妻と息子と
日本のなかのアメリカのなかの日本人
漢文と天ぷらとピアノと
走れ新ちゃん
Ⅳ章 ああ、国よ。日本の国よ。 1965~68年
本日開館休業
千葉のおばさん
男の仕事とはなにか
桶屋二代
Ⅴ章 「日本紀行」より
KOBE
山のむこうの町
水の町
解説 河津一哉 編集者、元『暮しの手帖』編集部員(1957~83年在籍)
﹇資料﹈花森安治の主な仕事と作品年譜・1954~68年
戦後日本の家計収支と主な物価の推移
上記内容は本書刊行時のものです。