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事例で学ぶ融資稟議の進め方 井村 清志(著) - 近代セールス社
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事例で学ぶ融資稟議の進め方 (ジレイデマナブユウシリンギノススメカタ) 経営者との対話&可否判断の理解 (ケイエイシャトノタイワアンドカヒハンダンノリカイ)

趣味・実用
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A5判
160ページ
並製
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-7650-2021-3   COPY
ISBN 13
9784765020213   COPY
ISBN 10h
4-7650-2021-5   COPY
ISBN 10
4765020215   COPY
出版者記号
7650   COPY
Cコード
C2033  
2:実用 0:単行本 33:経済・財政・統計
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2016年2月
書店発売日
登録日
2016年2月9日
最終更新日
2016年3月1日
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紹介

融資は関係者の合議制に基づく協議によってしか可否を決定することができません。しかし「合議制だからしょせんは支店長や融資課長の判断で決まってしまう」などとの考えは大きな間違いです。
決算書などの客観的な判断材料は誰もが共有していますが、足元の業績や融資が必要な要因、社長の考え方などは担当者だけが持っている情報です。そしてこの情報こそが、融資可否の決め手となることが実に多いのです。これらの判断材料を稟議書や上司との事前協議の場で伝えることで、正しい融資可否判断が可能となります。
本書はよくあるケースについて、いくつかの事例も織り交ぜて稟議に至る経緯や考え方、稟議書の具体的な書き方を紹介しています。ぜひ参考にしていただき、融資が得意な担当者になってください。

目次

第1章 融資稟議の基本
 1.融資稟議の目的
 2.融資稟議の基本手順
 3.融資稟議の判断材料
 4.融資稟議の注意点

第2章 融資稟議の基本手順
 1.債務者の属性調査
 2.債務者の実態把握
  (1)ヒトの分析
  (2)モノの分析
  (3)カネの分析
 3.ヒトの分析手法
  (1)経営者を見極める具体的手法
  (2)経営者の見るべきポイント
  (3)会社の経営形態の特徴の理解
  (4)従業員について見ておくべきポイント 
 4.モノの分析手法
  (1)モノとは取引先の事業内容
  (2)表面的な理解だけで終わらない
  (3)業界動向の把握
  (4)商品パンフレットの取受けや工場見学
 5.カネの分析手法
  (1)売上の傾向の把握
  (2)売上総利益の水準と傾向の把握
  (3)売上、借入金と現預金の項目による資金繰り状況の把握
  (4)資産項目の増減のチェック
  (5)注意を要する勘定科目
  (6)売上債権、棚卸資産、買入債務の各回転期間のチェック
  (7)経常収支のチェック

第3章 融資稟議の判断材料
 1.債務者の業績について
 2.資金使途について
 3.融資形態・条件について
 4.保全について
 5.他行動向について
 6.資金調達余力について
 7.取引振りについて
 8.融資取引の狙いについて

第4章 対話で理解する融資稟議の実際
 事例1 業績順調なA社への運転資金の提案
 事例2 売掛入金の遅延に伴う運転資金の申し出
 事例3 資金繰り多忙先への運転資金の復元融資・その1
 事例4 資金繰り多忙時への運転資金の復元融資・その2
 事例5 業績不振先への資金繰り資金の申し出
 事例6 グループ会社間の貸借が多いF社からの申し出
 事例7 他行の肩代わり防止のための融資提案
 事例8 外為取引を狙ったH社への運転資金の提案
 事例9 過剰在庫を抱えるI社への運転資金の検討
 事例10 過剰在庫を抱えるJ社から運転資金の申し出
 事例11 3期連続赤字のK社への復元融資の申し出
 事例12 主力先L社からの工事つなぎ資金の申し出
 事例13 下位の取引先M社への設備資金の提案
 事例14 N社から収益物件取得資金の申し出
 事例15 O社から短期不動産プロジェクト融資の申し出
 事例16 P社から販売収益物件プロジェクト融資の申し出
 事例17 安定先のQ社から納税資金の申し出

第5章 融資絶案件への対応
 事例1 決算内容が不芳な先
 事例2 取引開始の合理的な理由が見当たらない先
 事例3 業務内容が不芳な先

上記内容は本書刊行時のものです。