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出版者情報
議席配分の数理
選挙制度に潜む200年の数学
発行:近代科学社
A5判
160ページ
定価
2,600円+税
- 書店発売日
- 2018年5月1日
- 登録日
- 2018年3月29日
- 最終更新日
- 2018年4月18日
紹介
「1票の格差」の是正は簡単ではない!
議席配分の最適化を目指して!!
1票の格差を是正するためには、一般に比例方式がよいとされる。しかし比例方式でも、議席配分の算出には多くの手法があり、なかなか一筋縄ではいかない。
本書は、著者が長年取り組んできたこの問題をアメリカの議席配分を例に取りながら、数理に基づいて解決する方法を解説する。日本で使われるアダムズ方式の有用性についても問う。
「1票の格差」の数理的側面に関心のある読者には必読の書である。
目次
第1章:アメリカの議席配分の歴史
第2章:除数方式
第3章:ハンティントンとヒル方式
第4章:ウェブスター方式への回帰
第5章:情報理論と議席配分
第6章:ベストな配分方式
第7章:わが国で使われるアダムズ方式
付録A:証明と解説
付録B:課題とヒント
上記内容は本書刊行時のものです。