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憑依する過去
アジア系アメリカ文学におけるトラウマ・記憶・再生
発行:金星堂
縦220mm
368ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2014年3月
- 登録日
- 2016年3月2日
- 最終更新日
- 2016年3月2日
目次
第1部 戦争(ヒサエ・ヤマモトの「ウィルシャー通りのバス」-他者の苦しみへの応答
「祝婚歌」から「フィレンツェの庭」へ-ヒサエ・ヤマモトの短編に読む戦争トラウマの不在と顕在 ほか)
第2部 人種(人種混交の物語としての『ハイアシンスの心』-オノト・ワタンナの挑戦と擬装戦略
ノーノーボーイであることの病い-身体への視線の欲望 ほか)
第3部 ジェンダー・セクシュアリティ(写真花嫁のトラウマ-日系アメリカ人一世の女性像
フィリップ・カン・ゴタンダがたどる日系アメリカ人家族の葛藤の歴史-父と母のトラウマを語り継ぐ ほか)
第4部 移動・越境(八島太郎のトラウマ・ナラティヴ-『あたらしい太陽』と『水平線はまねく』
キベイ二世の語りの読み直し-ミノル・キヨタの『日系反逆児-アメリカにおける民権蹂躙と迫害の記録』とBeyond Loyalty:The Story of a Kibeiに介在する複合的な分裂 ほか)
上記内容は本書刊行時のものです。