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③はじめてのIP 大嶋伸雄(著/文 | 編集) - 協同医書出版社
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【利用不可】

③はじめてのIP (ハジメテノアイピー) 連携を学びはじめる人のためのIP入門 (レンケイヲマナビハジメルヒトノタメノアイピーニュウモン)

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B5判
240ページ
定価 2,600円+税
ISBN
978-4-7639-6031-3   COPY
ISBN 13
9784763960313   COPY
ISBN 10h
4-7639-6031-8   COPY
ISBN 10
4763960318   COPY
出版者記号
7639   COPY
Cコード
C3347  
3:専門 3:全集・双書 47:医学・歯学・薬学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2018年4月6日
書店発売日
登録日
2018年3月17日
最終更新日
2018年3月17日
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紹介

★はじめてのIP(インタープロフェッショナル)★
「第3巻」は、主に【学生・初学者の方を対象にしたIPの入門書】です。

IPE、IPC(IPW)、連携といった言葉に関心はあるけれど何から勉強すればよいかわからないという方は、本シリーズの➀と共にまずはこの本から学びはじめることがお勧めです。
IPや連携、チームといった基本的な概念を詳しく説明し、重要な言葉や概念には「キーワード」および「学習のポイント」の解説を設けているので、非常に学習しやすい構成になっています。
また、さまざまな保健・医療・福祉の専門職種とその仕事内容を紹介しているので、今後連携して働く可能性のある他の職種についての理解を深めることができます。

実際にディスカッションで使用可能な事例や、学生自身が自らIPを学んでいく方法や実践例も数多く紹介しており、学生・初学者がIPを学ぶために最適のテキストとなっています。


◆本シリーズ[全5巻]について◆
近年、保健・医療・福祉領域において、さまざまな専門職が互いの専門性について学ぶ「IPE(多職種連携教育)」、そしてそうした相互理解をもとに連携して働く「IPC・IPW(多職種連携協働・実践)」の重要性が注目されています。
本シリーズは、そうした連携のために必要不可欠な概念として注目されている「IP(インタープロフェッショナル)」の教科書です。 ※全巻「2色刷」※

IPを学ぶ学生、専門職種、研究者など、あるいはその学習環境に応じて、
➀IPの理論研究 ➁教育現場での教授ツール ➂学生・初学者向けの入門テキスト ➃臨床現場での体制づくりのためのガイド ➄事例集
というそれぞれ特徴的なアプローチによる全5巻構成になっています。さらに、異なる巻同士で互いの内容に関連性がある箇所には「リファレンス」を設け、より深い学習が可能です。

目次

推薦の序
はじめに
本シリーズの特徴

第1章 IPEのための知識
1 臨床におけるIPC(IPW)とは何か
 1.専門職教育に必要な学際性教育(IPE)
 2.学際性教育とは何か
 3.専門職の自立に必要なこと
 4.他の専門職と連携できる能力を持つ
2 専門性と一般性
 1.保健・医療・福祉の専門職が社会で担う役割
 2.一般性を学ぶために
 3.一般性と専門性の関係
3 IPEの経緯と定義
 1.IPEの経緯
 2.IPEに関する用語の定義と意味
 3.CAIPEによるIPEの定義
4 IPEの目標
 1.ケアの質を向上させる段階
 2.チーム・マネジメント教育の段階
 3.リーダーシップ教育としてのIPE
5 ヘルスケア・チームにおけるさまざまな連携
 1.ヘルスケア・チームの定義
 2.病院・施設における多職種連携
 3.地域における多職種連携
 4.疾病予防・非常事態などにおける多職種連携
6 多職種連携とIPEにおける障害
 1.IPC(IPW)におけるチームの阻害要因
 2.IPEの阻害要因
7 ICFでみる専門性の違い
 1.ICFについて学ぶ
 2.ICFの特徴
 3.ICFからみた回復期病院における専門職の特性
 4.ICFからみた病院と地域におけるIPCの特性
8 他の専門職と専門性を理解する
 1.医師
 2.歯科医師
 3.薬剤師
 4.保健師・助産師・看護師
 5.診療放射線技師
 6.臨床工学技士
 7.臨床検査技師
 8.理学療法士
 9.作業療法士
 10.視能訓練士
 11.言語聴覚士
 12.歯科衛生士・歯科技工士
 13.管理栄養士
 14.義肢装具士
 15.社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士
 16.医療ソーシャルワーカー・臨床心理士
 17.その他の職種
9 さまざまな連携環境と連携形態
 1.医療機関におけるチーム医療
 2.特定の状況にある患者に対応する
 3.医療現場における環境整備、問題解決を目指す
 4.医療機関から地域における福祉、介護へ
 5.地域における医療と介護の連携

第2章 チーム・ワークの成り立ち
1 チーム・ビルディングの基礎と理論
 1.チーム・ワークとはどういう意味か? どうやって行うべきか? 何が違うのか?
 2.チームの基本
 3.どのようにチームが機能するか
 4.チームについてすべてが良いことばかりではない
 5.チーム論のまとめとして
2 臨床のチーム・ワーク基礎
 1.ある時エレベーターが突然
 2.チームの意味と成り立ち
 3.チームに期待されること
 4.チームへの希望と期待と現実
 5.チーム・アプローチを阻害する要因について
 6.チームの倫理問題
 7.専門職連携の長所と短所
3 マネジメントの概念とIPC(IPW)
 1.専門性を活かすということ
 2.チーム・マネジメントに必要な概念
 3.患者と家族のマネジメント

第3章 多職種連携に必要なコミュニケーション能力
1 日本人とコミュニケーション
 1.日本人の自己主張・自己抑制
 2.英国人の自己主張・自己抑制
2 日本人の社会行動的特性
 1.日本と欧米の行動様式の違い
 2.欧米のチームと日本のチーム
3 気づく力と学際性
 1.“気づき”を得るために俯瞰する
 2.客観性・外在化・メタ認知
 3.リフレクション技術

第4章 チームと連携のための一般知識
1 社会組織におけるチームと連携
 1.子ども虐待問題
 2.貧困、多重問題とは何か
 3.組織間連携について
2 チームと連携の意味・必要性を知る
 1.東日本大震災から学ぶ連携の教訓
 2.海外の地域における多職種連携―英国ロンドン市の事例より―

第5章 グループ・ワーク(実践編)
1 ケース・メソッドの基礎
2 ショートケース1
 1.小林次郎さんの入院
 2.妻と次女の過干渉
 3.初回のリハビリテーションカンファレンス
 4.解説
3 ショートケース2
 1.突然の退院
 2.まさ子の思い
 3.解説
4 応用編:保健・医療・福祉系学生のIPC

第6章 世界に広がるIPE学生ネットワーク
1 IPEは学生が主体的に学ぶべきもの
 1.IPEは誰のもの
 2.世界のIPEと日本のIPE組織
 3.ATBH(All Together Better Health)の学生フォーラム
2 日本のIPE学生ネットワーク
 1.多職種連携サークルiPLUSの活動報告
 2.iPLUSの活動
 3.特徴的な症例検討
 4.最後に
3 世界に広がるIPE学生ネットワーク
 1.はじめに
 2.変革と擁護におけるパートナーとしての学生たち
 3.IPE:活動する学生たち
 4.アフリカ地域
 5.北米・南米地域
 6.南アジア、東南アジア地域
 7.ヨーロッパ地域
 8.東地中海地域
 9.西太平洋地域

索引

上記内容は本書刊行時のものです。