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コミュニケーションを学ぶ
ひとの共生の生物学
- 初版年月日
- 2018年5月31日
- 書店発売日
- 2018年6月11日
- 登録日
- 2018年5月21日
- 最終更新日
- 2018年5月21日
紹介
紹介
◆人間は、なぜこんなにおしゃべりなのか! ◆
脳の進化、人と社会、、、
これからのコミュニケーション理解に必要な、新しい知識と視点をコンパクトに解説。
リハビリテーション脳科学の第一線で活躍する著者による「コミュニケーション科学」の教科書。
本書は、人間とその社会との成り立ちをコミュニケーションという観点から解説。さらに従来のコミュニケーション理解から一歩進み、人間の脳機能の進化が飛躍的に発達させた人間行動の特徴としてコミュニケーションを捉え直し、そのオートポイエティックな働きとして人間の意識や社会づくりについても解説しています。
2色刷、豊富な図版で、基礎的な知識から最先端の知識まで、興味を引きつける幅広い内容のコラムも充実。
言語聴覚士、理学療法士、作業療法士にとどまらず、看護師や保育、そして特別支援教育に携わる人々にとっても汎用的に活用できる教科書です。
目次
◆第1部 社会人類学的視点からみた人間のコミュニケーション
・生物学的神経コミュニケーションから社会システムへ
・超個体としてのコミュニケーション行動
・社会的行動と脳の進化の関係
・文化的営みと言語の兆し
・記憶と想像を操るという戦略
◆第2部 神経科学からみた人間のコミュニケーション
・脳の側性化と言語
・音声認知と意味理解に関わる脳機能
・文章の理解と言語学習
・他者の心を読み取るシステム
・同期し合う身体と心
・自己意識あるいはメタ意識から成り立つ人間社会
◆第3部 人間のコミュニケーション行動
・身体性
・会話
・身だしなみ
・記号とアイコン
・ゴシップと情報拡散
・読み書きと文学
・儀式と集団生活
・芸術的志向性
・ソーシャルネットワークサービス(SNS)
・拡張現実とコミュニケーション
・コミュニケーション支援用具
・近未来社会、AI/機械学習、ロボットとの共存
上記内容は本書刊行時のものです。