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疲労社会
発行:花伝社
四六判
160ページ
定価
1,800円+税
- 書店発売日
- 2021年10月13日
- 登録日
- 2021年9月3日
- 最終更新日
- 2021年10月12日
紹介
私たちはいつまで「できること」を証明し続けなければならないのか?
絶え間ない能力の発揮と成果を求められる現代社会。
「主体性」を祭り上げ、人々が互いにせめぎ合い、自己さえ搾取せざるを得ない社会構造。この現代の病理を特異な感性から解き明かし、「創造性」「和解」をもたらす新たな「疲労」のかたち――「なにもしない」ことの可能性を探る。
倦み疲れ、燃え尽きる現代社会への哲学的治療の試み
ドイツ観念論から出発し、現代思想界の先端を走るビョンチョル・ハン、その代表作にしてヨーロッパ20カ国以上で刊行されたベストセラー、待望の邦訳
目次
■ 疲れたプロメテウス
■ 精神的暴力
■ 規律(ディシプリン)社会の彼岸
■ 深い退屈
■ 活動的な生
■ 見ることの教育学
■ バートルビーの場合
■ 疲労社会
■ 燃え尽き症(バーンアウト)社会
■ 訳者あとがきに代えて
上記内容は本書刊行時のものです。