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デジタル馬鹿 ミシェル・デミュルジェ(著/文) - 花伝社
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デジタル馬鹿 (デジタルバカ)

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発行:花伝社
A5判
308ページ
定価 2,000円+税
ISBN
978-4-7634-0972-0   COPY
ISBN 13
9784763409720   COPY
ISBN 10h
4-7634-0972-7   COPY
ISBN 10
4763409727   COPY
出版者記号
7634   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2021年5月24日
最終更新日
2021年6月5日
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紹介

フランスでベストセラーとなった問題作
2019年度フェミナ賞受賞
膨大な研究データから導きだされる、現代人の危機
大量の「画面」が生んだデジタルネイティブは、“新人類”か“馬鹿”か



リモート授業、1人1台のコンピュータ、デジタル教科書……
教育のデジタル化=「GIGAスクール構想」は何をもたらすのか

加速するDX(デジタル・トランスフォーメーション)推進の時代に問う、警告の書!


認識神経科学の専門家である著者・ミシェル・デミュルジェが、世界中の1800点余りの文献を元に、科学的に実証されたデジタルの悪影響の数々を明確に提示する。

・スマホ画面が見えるだけで、人の集中力は6分以下しか持たない
・教育ビデオは無意味、講義に関するものも悪影響
・1時間のスマホで8人に成績順位を抜かれる
・デジタル教育の効果があるのは上位5%だけ
……など、デジタル推進派には驚きの研究結果が並ぶ。
新型コロナ感染拡大による前倒しも検討されている日本の「GIGAスクール構想」を考える上でも必読。

最終章ではデジタルとの付き合い方、子どものいる家庭で取り組めることを「七つのルール」にまとめて提示。教育関係者からデジタルに囲まれて暮らす現代人、子育て中の方まで。
フランスで8万5000部売れたベストセラー(フェミナ賞特別賞)。

目次

プロローグ 「デジタル革命」はチャンスか

第一部 デジタルネイティブ神話
第二部 使用法
第三部 影響力――デジタルに育てられた若者たち
    教育――「画面」は成績を上げるか
    発達――人間関係、言語、集中力
    健康――もろい器械としての脳

エピローグ 基本的な七つのルール

著者プロフィール

ミシェル・デミュルジェ  (ミシェルデミュルジェ)  (著/文

1965年生まれ。専門は認識神経科学。フランス国立学術センター研究員、同国立衛生医学研究所所長を歴任。米国に約8年間滞在、マサチューセッツ工科大学やカリフォルニア大学など多くの大学で研究。
著書に『テレビ・ロボトミー──テレビの影響に関する科学的な真実』(2012年)、『アンチ食事療法、健康的に痩せる』(2015年)があり、いずれもベストセラーに。

鳥取絹子  (トットリキヌコ)  (翻訳

1947年、富山県生まれ。フランス語翻訳家、ジャーナリスト。お茶の水女子大卒。出版社勤務の後、1972~74年パリ滞在。帰国後フリーライターとして、おもに女性雑誌などで人物取材・ルポ記事を書くほか、シャンソンの対訳や翻訳をする。近年はフランス語の書籍の翻訳に主力をおき、企画提案からたずさわる。
著書に、『星の王子さま――隠された物語』(2014年、KKベストセラーズ)など多数。訳書に、『資本主義って悪者なの?』(2019年、CCCメディアハウス)、『理不尽な国 ニッポン』(2020年、河出書房新社)など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。