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ノスタルジー
我が家にいるとはどういうことか? オデュッセウス、アエネアス、アーレント
発行:花伝社
四六判
200ページ
定価
1,800円+税
- 書店発売日
- 2020年12月21日
- 登録日
- 2020年11月18日
- 最終更新日
- 2020年12月3日
書評掲載情報
2021-02-21 |
読売新聞
朝刊 評者: 長田育恵(劇作家) |
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紹介
推薦:鵜飼哲(フランス文学・思想)
移民・難民・避難民、コロナ禍による世界喪失の世紀に、
古代と20世紀の経験から光を当てる
「ノスタルジー」と「故郷」の哲学
帰郷の後すぐ再び旅に出たギリシアの英雄オデュッセウス、ギリシア語を捨ててラテン語を話しローマの元になる都市を建立したアエネアス、アメリカ亡命後も母語ドイツ語に拘り続けたユダヤ人哲学者アーレント。
自分の故郷を離れ、自分の言葉を忘れざるを得なかった人々の抱く「ノスタルジー」とは。
人はいつ、「我が家」にいると感じるのか?
アカデミー・フランセーズ新会員、現代フランスを代表する女性哲学者の傑作、待望の日本語訳!
目次
コルシカ的歓待について
オデュッセウスと帰郷の日
アエネーイス ノスタルジーから流浪へ
アーレント 祖国としての言語をもつこと
訳者解説
著作一覧
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。