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日本近世の都市・社会・身分
身分的周縁をめぐって
発行:花伝社
A5判
314ページ
定価
2,200円+税
- 書店発売日
- 2019年9月20日
- 登録日
- 2019年9月4日
- 最終更新日
- 2019年9月11日
紹介
日本近世の重層的社会像に迫る!
「士農工商」から諸社会集団の「重層と複合」へ
多様な身分集団を統一的に把握する、<集団><関係><場>をキーワードとする方法的模索
すべての歴史学徒へ贈る、歴史の読み方・とらえ方
目次
Ⅰ 日本近世の都市社会と身分
第1章 近世身分制研究の展開
第2章 日本近世の都市社会史をめぐって
第3章 都市における貧困と救済──アジア・ヨーロッパの近世身分社会の〈比較類型史〉から
第4章 日本近世の社会的結合
Ⅱ 身分的周縁論の模索
第1章 身分的周縁と歴史社会の構造
第2章 「近世の身分的周縁」によせて
第3章 近世大坂の身分的周縁
Ⅲ 先学に学ぶ──山口啓二・鈴木良・永原慶二氏の人と学問
第1章 山口啓二氏を偲ぶ
第2章 『東松山市の歴史』と『鎖国と開国』
第3章 新しい地域史の創造
第4章 時代に向き合って生きる──『山口啓二著作集』の刊行によせて
第5章 鈴木良氏の近代史研究に学ぶ──地域史研究の立場から
第6章 鈴木良氏の近代史研究の展開
第7章 歴史学の方法をめぐって──永原慶二『世紀日本の歴史学』に触発されて
補論 私の歴史学入門
上記内容は本書刊行時のものです。