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核実験地に住む アケルケ・スルタノヴァ(著) - 花伝社
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核実験地に住む カザフスタン・セミパラチンスクの現在

発行:花伝社
四六判
228ページ
並製
価格 2,000円+税
ISBN
978-4-7634-0863-1
Cコード
C0036
一般 単行本 社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2018年7月
書店発売日
登録日
2018年6月21日
最終更新日
2018年7月17日
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紹介

「わき上がってくるキノコ雲とまぶしい光を見た」
冷戦下ソ連で秘密裏に行なわれた456回の核実験。意図的に被ばくさせられた人々の叫び、国をあげた反対運動、現在もおよそ120万人が苦しむ健康被害――。セミパラチンスク出身の著者が、閉鎖後の現在も近郊に住民が住む世界唯一の核実験場を見つめたフィールドワーク研究。

目次

プロローグ──カザフスタンという国を知っていますか?



第1部 セミパラチンスクでのフィールドワークから

第1章 セミパラチンスクにおけるソ連の核実験(1949 ~ 89 年)

第2章 「正史」が語ること、隠すこと

第3章 住民の証言の中の被ばく

第4章 「実験台」としての住民、治療なしの診察・入院

第5章 インタビューを振り返って



第2部 「正史」としてのセミパラチンスク核実験場

第6章 セミパラチンスク核実験場の建設

第7章 実験場閉鎖期およびカザフスタンの独立

第8章 「ネバダ・セミパラチンスク」国際的反核運動



エピローグ──「ザマナイ~時代よ!~」

付録:先行研究について

版元から一言

1949年の核実験の開始から、「ネバダ・セミパラチンスク」国際的反核運動と当時のカザフ政府により核実験場が閉鎖された1991年まで、「正史」は何を語るのか。生まれ続ける奇形児、多発する癌、密かに繰り返される中絶や、性的不能を苦にした男性の自殺が横行する現地で、語りえないことは何なのか。セミパラチンスク市で生まれ育ち、広島の高校に通った著者が、「災害の観光者」とならないように聞き記した言葉の数々。

著者プロフィール

アケルケ・スルタノヴァ  (アケルケ スルタノヴァ)  (

1983年、カザフスタン共和国セミパラチンスク市(現セメイ市)生まれ。2000年から1年間、「ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト」の支援により、山陽女学園高校(広島県廿日市市)に留学。カイナル大学国際関係学科(カザフスタン・アルマティ市)卒業。2013年、一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。同博士課程退学。在カザフスタン共和国日本大使館、在日カザフスタン大使館での秘書通訳としての勤務経験のほか、NHKスペシャル「核は大地に刻まれていた~“死の灰”消えぬ脅威~」「ノーモア・ヒバクシャ~核兵器のない世界を目指して~」(2009年8月放送)のカザフスタン取材の通訳を務める。

上記内容は本書刊行時のものです。