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まちの賑わいをとりもどす
都市デザインの手法と実践
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2017年9月
- 書店発売日
- 2017年9月25日
- 登録日
- 2017年8月10日
- 最終更新日
- 2017年9月22日
紹介
衰退する中心市街地は「都市デザイン」でよみがえる
「まちへ戻ろう」のかけ声のもと、感性重視・人間中心の都市デザインで見事に再生した欧米の都市
豊富な事例と写真・図版が示す、再生への軌跡とめざすべき姿
現場での実践と国内外の事例収集を積み重ねてきた都市計画家が提起する、まち再生へのキーポイントとは
欧米の先進事例から学ぶ、これからの都市再生
目次
序 編 三つの前置き話から
序章1 地方中心市街地の空洞化と「近代都市計画」の功罪
序章2 故郷に程近い港町の再生――門司港レトロの都市デザイン
序章3 「アーバンデザイン会議」から槇総合計画事務所「UDセクション」
第Ⅰ編 欧米諸都市の都市計画の転換
第1章 英国における都市回復運動
第2章 フランスにおける都市改造試論と「生活街」の保全
第3章 ドイツにおける複合型の中心市街再生
第4章 イタリアにおけるチェントロ・ストリコの再生
第5章 アメリカにおける都市デザインの展開
第Ⅱ編 歩行者空間整備とまち再生の台頭
第6章 アメリカ歩行者空間整備の光と影
第7章 歩行者空間先進都市・コペンハーゲンのストロイエ
第8章 ロッテルダムのラインバーンから各地の歩行者空間へ
第9章 ドイツ諸都市における歩行者区域――線から面へ
第10章 英国の歩行者空間の発展そしてシェアド・スペースへ
第11章 フランスの最先端シェアド・スペースと歩行者街路
補遺編 「まち再生」への期待
前書きなど
新しいまち再生への試みが、改めて各地で芽生えつつある。例えば、町家再生も含むリノベーション活動、そして公共オープンスペースの積極的活用運動である。いずれも60~70年代にはじまる欧米における「都市デザイン」と軌を一にする、「まちへ戻ろう」運動を彷彿させる。それを少しでもサポートするために何が必要なのか、より社会に訴えかけたい。
上記内容は本書刊行時のものです。