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出版者情報
「獺祭」の挑戦 山奥から世界へ
発行:サンマーク出版
A5判
縦210mm
横148mm
厚さ13mm
重さ 260g
159ページ
定価
1,200円+税
- 初版年月日
- 2020年7月30日
- 書店発売日
- 2020年7月22日
- 登録日
- 2020年6月12日
- 最終更新日
- 2020年7月11日
紹介
なぜ「獺祭」は日本酒の常識を破って、
世界中で成功できたのか?
『島耕作』シリーズが国内外で大人気の
漫画家・弘兼憲史が渾身の書き下ろしで迫る
山奥から世界へと挑んだ酒蔵の成功物語!
1984年、山口県岩国市周東町 獺越(おそごえ)にある
小さな酒蔵「旭酒造」の3代目社長に就任した桜井博志。
地元の酒造メーカーではしんがりなうえ、
当時は日本中が焼酎ブームということもあって
売上的にも苦しい状況が続いていた。
値引きをしたり、ノベルティをつけたりしたものの
一向に改善されず窮地に追い込まれるばかり。
ある日、桜井は、日本酒造りのなかでも難易度の高い
「純米大吟醸」造りを決意した。
反対する杜氏の意見をはね除け、
試行錯誤をくり返しながら試作を重ねるが
なかなか思い通りの日本酒はできなかった。
そして6年近い歳月を費やしたすえに
純米大吟醸「獺祭(だっさい)」が完成する。
1992年には精米歩合を磨き23%にまでチャレンジした
「獺祭 磨き二割三分」が誕生。
その技術には世界中が驚嘆した。
ところが、桜井が手がけた新規事業の失敗から
杜氏と蔵人全員が旭酒造を去ることになった。
ふたたび絶体絶命のピンチを迎えた桜井だったが、
残された社員だけで酒造りを続けることを決め、
年中造る「四季醸造」へと舵を切りなおす。
さらには問屋との付き合いも断ち、
酒屋との直取引へと商いの形態も変えていった。
桜井の目線は、東京へ、
そして世界へと向いていった……。
目次
漫画 「獺祭」の挑戦
どん底
獺祭の誕生
ピンチをチャンスに!
飽くなき挑戦
世界へ
山田錦
エッセイ 「獺祭」成功の秘密
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。