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100年時代の健康法 北村明彦(著/文) - サンマーク出版
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100年時代の健康法 (ヒャクネンジダイノケンコウホウ)

スポーツ・健康
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四六判
縦195mm 横135mm
318ページ
定価 1,400円+税
ISBN
978-4-7631-3768-5   COPY
ISBN 13
9784763137685   COPY
ISBN 10h
4-7631-3768-9   COPY
ISBN 10
4763137689   COPY
出版者記号
7631   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年10月
書店発売日
登録日
2020年8月3日
最終更新日
2020年9月9日
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紹介

超・長寿時代、公衆衛生医師がまとめ上げた
「健康余命」を長くする方法、集大成。

★「メタボは健康余命に影響しない」新たな知見を導いた
東京都健康長寿医療センター研究所・研究部長、初著書!
★編集に2年以上を費やし、
膨大な論文資料・調査報告・研究を徹底精査!
★平均寿命がどんどん伸びるこれから、
 「健康余命」と「フレイル」が健康のキーワードに。
★フレイルとは、要介護に近づき健康余命を縮める「体の弱化」。
 「3つの対策」でフレイルの予防・改善を!
 
今、世界の老年医学で注目される「フレイル」。
なぜ、歳をとると誰もが避けられない「心身の弱化」に、注目が集まっているのか――
それは、寿命が伸びるこれからの時代、フレイルになることは「不健康な状態で長く生きる」ことを意味するから。
そして、フレイルになる条件、フレイルを予防・改善して健康余命を長くする方法が見つかったから。

加えて、これから日本に訪れる少子高齢化と人口減少。
「人の数が減ると個人の健康にも悪影響が出る」と著者は明かす。
社会構造の変化を踏まえて、健康常識を今こそアップデートすべきとき!

世界的老年医学研究機関で研究をリードする公衆衛生医師が
膨大なエビデンスに当たり、総力を挙げてまとめた
これからの日本社会を生きるうえで必須の健康知識!
フレイルとは、「心身の機能が低下する」という、まさに老化現象。しかし、今まで主観的にしか捉えられなかったこの「老化」という状態が、世界の研究界で今、注目されています。
それは、フレイルになる条件が見つかったから。そして、フレイルになることは、超・長寿時代においては「不健康な状態で長生きしなくてはならない」ことを意味するから。さらにここが一番のポイントで、フレイルになっても手を打つことで健康な状態に戻れるとわかったから。
実際に著者が調査したところ、ある条件を満たした人たちではフレイルから健常に戻る「可逆性」が認められました。

著者は、そんなフレイルに陥る条件として「筋力・栄養・社会参加」の3つを特定。これから来る人生100年時代を健康に過ごす指針がまとめられた、全世代知っておきたい「本当に正しい知識」です。

目次

■0章 人生100年時代の真実
人間の加齢は「3パターン」/73%は「病院通い」が常に/69歳以下で「歩数」が激減している/人の数が減ると「個人の健康」に悪影響が出る/「老後は一人」が普通に
■1章 加齢の真実
3か月筋トレしてつく筋肉は「170g」/「破骨細胞」が活発になる/脳の状態が「歩幅」に出る/自分のフレイル度を測定する「15の質問」
■2章 これが、「危険な虚弱状態」をつくる
要因①「筋力」の低下…「BMI」ではわからないことが多々ある/「外見」で判断できない
要因②低栄養…3食食べて「栄養」が不足する/50代から「食べる肉の量」が減る
■3章 100年時代の健康戦略① 「体」を変える
「筋力=筋肉量」ではない/虚弱を回避する「きつくないトレーニング」/「半歩」歩幅を広くして歩く/筋肉の刺激に「いい時間」「向かない時間」がある
■4章 100年時代の健康戦略② 「食事」を変える
食卓に並ぶ「品数」がとんでもなく重要だった/10食品群のうち「7つ」を毎日食べたい/「朝食」「昼食」が高栄養な人はフレイルが少ない
■5章 100年時代の健康戦略③ 「生活」を変える
「外出の有無」で健康余命が変化する/「つながりのある人」は2年後のフレイル率が低い/「外出のしかた」で死亡率は変動する/外出の効果は「男女」で異なる
■6章 100年時代の生き方
「老衰」が死因になる人は1割/百寿者調査で判明した「長寿な人に多い性格」/「自分に合うこと」を見極め、取り入れる

著者プロフィール

北村明彦  (キタムラアキヒコ)  (著/文

東京都健康長寿医療センター研究所 社会参加と地域保健研究チーム 研究部長。
医学博士。

1989年筑波大学大学院医学研究科を修了後、大阪府立成人病センター、大阪府立健康科学センター、大阪がん循環器病予防センター、大阪大学で診療・研究・教育に従事。2016年1月より現職(2020年度現在)。
生活習慣病予防と介護予防という壮年期・高齢期の両健康を専門分野としており、脳卒中・心臓病・高血圧・脂質異常・糖尿病の予防に加え、フレイル・ロコモティブシンドローム・認知症の予防を研究テーマとしている。2017年に「高齢者の健康余命にフレイルが大きく関与、メタボリックシンドロームの影響は認められず」という研究成果を発表し、公衆衛生学の新たな知見を導いた。
日本公衆衛生学会理事、日本疫学会代議員、日本循環器病予防学会評議員、日本脳卒中学会評議員を務めるなど、数多くの学会に携わっている。

上記内容は本書刊行時のものです。