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はじめてのモネ
- 書店発売日
- 2021年4月14日
- 登録日
- 2021年2月1日
- 最終更新日
- 2021年2月1日
書評掲載情報
2021-05-08 | 毎日新聞 朝刊 |
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紹介
◎名画シリーズ「色彩飛行」ついて
芸術書100年の求龍堂から、名画シリーズ「色彩飛行」創刊。毎号、ひとりの画家に焦点をあて、その作品と生涯を紹介するシリーズ。
作品を色別に章分けするというこれまでにないアプローチで、画家の作品と人物像を紹介。「はじめて」画家を知るひとも、画家の「はじめて」を再発見するひとも楽しめる「はじめての」入門書。
◎本号について
印象派の原点・睡蓮の画家・モネ。
「絵画は私にとって苦しみである」と言ったモネ。
印象派の由来はモネが出品し酷評を浴びた『印象・日の出』から生まれる。
完璧主義のモネは優れた才能の持ち主であったが、それ以上に努力家であった。
パリのオランジュリー美術館を飾る「睡蓮 大装飾画」は、最晩年の作品で、失明寸前の状態にあって描き続け、亡くなる直前にようやく完成させたものだ。
絵を描くことに苦しむ努力家のモネと、グルメでダンディな浪費家のモネ。
「多彩」なモネの人生に出会うモネへの入門書。
目次
はじめに/掲載作品Index Map/本書をご覧になる前に
図版構成:
モネの連作
・変化する「光」を求めて/特集:ジヴェルニー「モネの庭」
睡蓮/積み藁/ポプラ並木/ルーアン大聖堂/霧のロンドン
モネの青
ジヴェルニー近くのセーヌ川の朝/サン=ラザール駅/散歩、日傘をさす女性/サン=タドレスのテラス/ラ・グルヌイエール/死の床のカミーユ・モネ/ジヴェルニーのモネの庭、アイリス/舟遊び
モネの赤
印象・日の出/赤い頭巾、モネ夫人の肖像/アルジャントゥイユのひなげし/花と果物のある静物/ラ・ジャポネーズ/薔薇の庭から見た画家の家/サン・ドニ通り1878年6月30日の祝日
モネの黄
揺りかごのなかのジャン・モネ/ザーンダムの風景(オランダ)/解氷/ヴェトゥイユの画家の庭/ひまわり/ヴェネツィアの大運河
モネの緑
草上の昼食(中央部分)/カミーユ(緑衣の女性)/ルエルの眺め/アルジャントゥイユの自宅の庭のカミーユ・モネと子ども/ノルマンディの農園の庭/王女の庭園(シャルダン・ド・ランファント)/アトリエ舟/ボルディゲラ
モネの白
カササギ/庭の女たち/トルヴィル=シュル=メールの浜辺/アルジャントゥイユの鉄道橋/ジャン・モネと木馬/七面鳥/昼食
モネの黒
引き潮のエーヴ岬/午餐/エトルタ海岸の船/キャピュシーヌ通り/ポリーの肖像/エトルタの絶壁
◎コラム
印象派とは/モネとカリカチュア/モネと浮世絵/オランジュリー美術館で『睡蓮』を鑑賞/日本で観られるモネ
年譜
上記内容は本書刊行時のものです。