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そこにあった江戸
幕末明治寫真圖會
発行:求龍堂
240ページ
定価
4,500円+税
- 書店発売日
- 2018年10月31日
- 登録日
- 2018年7月2日
- 最終更新日
- 2018年7月2日
紹介
開国まもない日本を訪れた外国人写真家たちは、居住や移動制限もあり、交通の便も整わず土地勘もない中で、横浜を拠点に驚くほど精力的に日本列島を縦断していった。
その原動力となったのは、目の前に広がっていた奇蹟のような自然の美しさ、心優しい日本の人々の姿だったろう。
自然との調和を保ち暮らす人々の様子、江戸の香りが残る町の風情、市井の人々の表情や風物を、写真家たちは夢中になって撮り収めた。
本書は、その才能が後世にまで伝わり、日本の美術にも大きな影響を与えた写真家ベアトとスティルフリードの貴重な作品を中心に、古写真コレクターの著者が四半世紀にわたり蒐集してきた厖大なコレクションの中から約260点を厳選し、一冊にまとめた古写真集である。
世界的にも希少度の高いビンテージプリントやガラス乾板のきめ細やかでしっとりとした美しさと、思わぬところに映り込んだ人々のリアルな様子が、A4判の紙面で存分に堪能できる。
目次
ギャラリー
そこにあった江戸 上條真埜介
第1章 町のかぜ
第2章 風の道
第3章 異国の風(居留地とその周辺)
第4章 東都名所一夜語
第5章 黒船の煙
上記内容は本書刊行時のものです。