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メンタルヘルスの英語論文の書き方
国際誌で出版し続けるコツと思考法
- 初版年月日
- 2025年1月20日
- 発売予定日
- 2024年12月13日
- 登録日
- 2024年11月6日
- 最終更新日
- 2024年12月6日
紹介
決して順風満帆ではなかった〈ふつうの研究者〉が,初めてのアクセプトからたった7年間で,いかにして研究者の生産性とインパクトを表すGoogle Scholar【h指標】を40以上まで積み上げたのか? どのように考えれば痛烈な批判に負けることなく歩めるのか,英語論文を書き続けるための〈ノウハウ〉と〈メンタルスキル〉を分かりやすく解説する。
【主な目次】
●第1部 書く前に
第1章 国際誌で論文を出版するとはどういうことか?
第2章 論文には一般的に何が含まれるのか? またそれらの機能は?
第3章 論文執筆の準備作業
●第2部 書いていく
第4章 リサーチクエスチョン
第5章 メソッド
第6章 リザルト
第7章 イントロダクション
第8章 ディスカッション
第9章 タイトル・アブストラクト・キーワード
第10章 最終確認
●第3部 書いた後に
第11章 学術誌に提出する
第12章 提出後の作業
第13章 受理されてから
第14章 その他,注意すべきこと
目次
はじめに
第1部 書く前に
第1章 国際誌で論文を出版するとはどういうことか?
1.なぜ国際誌で論文を出版することが大事なのか?
2.なぜ国際誌で論文を出版することが難しいのか?
3.批判やリジェクトをされ続けても進むには?
第2章 論文には一般的に何が含まれるのか? またそれらの機能は?
1.タイトル
2.アブストラクト
3.キーワード
4.イントロダクション
5.メソッド
6.リザルト
7.ディスカッション
8.リファレンス
第3章 論文執筆の準備作業
1.論文の目的を明確にする「ズバリ何が言いたいか?」
2.ターゲット誌を見つける
3.論文の初めから順番に書かない
4.リファレンスソフトを使いこなす
5.査読者の査読ポイントを頭に入れておく
第2部 書いていく
第4章 リサーチクエスチョン
1.リサーチクエスチョンとは
2.リサーチクエスチョンのフレームワーク
第5章 メソッド
1.ターゲット誌の過去の論文から学ぶ
2.研究デザイン別のフレームワークでチェック
3.報告が必要な言葉は文頭に
4.メソッド以外のことは書かない
第6章 リザルト
1.メソッドのかたちを維持して結果を報告する
2.大事なことは明確に
3.表や図を使う
4.結果の解釈は書かない
5.一貫した表現で
第7章 イントロダクション
1.状況とキーワードを明確に説明する
2.問題提起
3.すでにわかっていることは何か?
4.まだわかっていないことは何か?
5.なぜこの研究が必要なのか?
6.知識のギャップをこの研究がどう狭めるか?
7.研究目的やリサーチクエスチョンおよび仮説
第8章 ディスカッション
1.まずは研究の要点を伝える
2.なぜそのような結果になったのか(またはならなかったのか)?
3.研究結果はどのように現場の人の役に立つのか?
4.イントロダクションで述べた点に触れる
5.その他,最新の研究や重要な研究と関連できているか?
6.研究の弱みは何か?
7.将来,どんな研究が必要か?
第9章 タイトル・アブストラクト・キーワード
1.タイトル
2.アブストラクト
3.キーワード
第10章 最終確認
1.英語表現は一貫しているか?
2.わかりやすいか?
3.誤字・脱字などはないか?
4.研究デザイン別のガイドラインに沿っているか?
5.学術誌のガイドラインに沿っているか?
第3部 書いた後に
第11章 学術誌に提出する
1.カバーレターとは?
2.カバーレターに書くこと,書かないこと
第12章 提出後の作業
1.フォローアップメールを送る
2.リジェクトであれば次のターゲット誌へ
3.条件つき受理なら修正作業を開始
4.レスポンスレターの作成
5.ケンカせず,感謝をして修正する
6.修正期限に間に合わない場合
第13章 受理されてから
1.広報部や関連チームに連絡
2.履歴書やプロフィールに足す
3.論文の簡易版を情報サイトに出す
4.引用されることの重要性
5.次の論文出版へ
第14章 その他,注意すべきこと
1.チームで書く際
2.学術誌と良い関係性を築く
3.ボランティア査読をする
4.査読者や編集者の経験をする
5.スキャム招待に気をつける
6.理不尽な組織内政治に負けない
7.学ぶことの楽しさを忘れない
8.書く習慣のつけ方
9.どのような英語表現が良いのか
10.データがない場合は小論文を
11.出版グループ「REACH」の紹介
おわりに
引用・参考文献
索引
上記内容は本書刊行時のものです。