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メンタルヘルスの英語論文の書き方 小寺 康博(著) - 北大路書房
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メンタルヘルスの英語論文の書き方 (メンタルヘルスノエイゴロンブンノカキカタ) 国際誌で出版し続けるコツと思考法 (コクサイシデシュッパンシツヅケルコツトシコウホウ)

哲学・宗教
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発行:北大路書房
A5判
212ページ
並製
定価 2,800円+税
ISBN
978-4-7628-3271-0   COPY
ISBN 13
9784762832710   COPY
ISBN 10h
4-7628-3271-5   COPY
ISBN 10
4762832715   COPY
出版者記号
7628   COPY
Cコード
C3011  
3:専門 0:単行本 11:心理(学)
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2025年1月20日
発売予定日
登録日
2024年11月6日
最終更新日
2024年12月6日
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紹介

決して順風満帆ではなかった〈ふつうの研究者〉が,初めてのアクセプトからたった7年間で,いかにして研究者の生産性とインパクトを表すGoogle Scholar【h指標】を40以上まで積み上げたのか? どのように考えれば痛烈な批判に負けることなく歩めるのか,英語論文を書き続けるための〈ノウハウ〉と〈メンタルスキル〉を分かりやすく解説する。

【主な目次】
●第1部 書く前に
第1章 国際誌で論文を出版するとはどういうことか?
第2章 論文には一般的に何が含まれるのか? またそれらの機能は?
第3章 論文執筆の準備作業
●第2部 書いていく
第4章 リサーチクエスチョン
第5章 メソッド
第6章 リザルト
第7章 イントロダクション
第8章 ディスカッション 
第9章 タイトル・アブストラクト・キーワード
第10章 最終確認
●第3部 書いた後に
第11章 学術誌に提出する
第12章 提出後の作業
第13章 受理されてから
第14章 その他,注意すべきこと

目次

はじめに

第1部 書く前に

第1章 国際誌で論文を出版するとはどういうことか?
1.なぜ国際誌で論文を出版することが大事なのか?
2.なぜ国際誌で論文を出版することが難しいのか?
3.批判やリジェクトをされ続けても進むには?

第2章 論文には一般的に何が含まれるのか? またそれらの機能は?
1.タイトル
2.アブストラクト
3.キーワード
4.イントロダクション
5.メソッド
6.リザルト
7.ディスカッション
8.リファレンス

第3章 論文執筆の準備作業
1.論文の目的を明確にする「ズバリ何が言いたいか?」
2.ターゲット誌を見つける
3.論文の初めから順番に書かない
4.リファレンスソフトを使いこなす
5.査読者の査読ポイントを頭に入れておく


第2部 書いていく

第4章 リサーチクエスチョン
1.リサーチクエスチョンとは
2.リサーチクエスチョンのフレームワーク

第5章 メソッド
1.ターゲット誌の過去の論文から学ぶ
2.研究デザイン別のフレームワークでチェック
3.報告が必要な言葉は文頭に
4.メソッド以外のことは書かない 

第6章 リザルト
1.メソッドのかたちを維持して結果を報告する
2.大事なことは明確に
3.表や図を使う
4.結果の解釈は書かない
5.一貫した表現で

第7章 イントロダクション
1.状況とキーワードを明確に説明する
2.問題提起
3.すでにわかっていることは何か?
4.まだわかっていないことは何か?
5.なぜこの研究が必要なのか?
6.知識のギャップをこの研究がどう狭めるか?
7.研究目的やリサーチクエスチョンおよび仮説

第8章 ディスカッション 
1.まずは研究の要点を伝える
2.なぜそのような結果になったのか(またはならなかったのか)?
3.研究結果はどのように現場の人の役に立つのか?
4.イントロダクションで述べた点に触れる
5.その他,最新の研究や重要な研究と関連できているか?
6.研究の弱みは何か?
7.将来,どんな研究が必要か?

第9章 タイトル・アブストラクト・キーワード
1.タイトル
2.アブストラクト
3.キーワード

第10章 最終確認
1.英語表現は一貫しているか?
2.わかりやすいか?
3.誤字・脱字などはないか?
4.研究デザイン別のガイドラインに沿っているか?
5.学術誌のガイドラインに沿っているか?


第3部 書いた後に

第11章 学術誌に提出する
1.カバーレターとは?
2.カバーレターに書くこと,書かないこと

第12章 提出後の作業
1.フォローアップメールを送る
2.リジェクトであれば次のターゲット誌へ
3.条件つき受理なら修正作業を開始
4.レスポンスレターの作成
5.ケンカせず,感謝をして修正する
6.修正期限に間に合わない場合

第13章 受理されてから
1.広報部や関連チームに連絡
2.履歴書やプロフィールに足す
3.論文の簡易版を情報サイトに出す
4.引用されることの重要性
5.次の論文出版へ

第14章 その他,注意すべきこと
1.チームで書く際
2.学術誌と良い関係性を築く
3.ボランティア査読をする
4.査読者や編集者の経験をする
5.スキャム招待に気をつける
6.理不尽な組織内政治に負けない
7.学ぶことの楽しさを忘れない
8.書く習慣のつけ方
9.どのような英語表現が良いのか
10.データがない場合は小論文を
11.出版グループ「REACH」の紹介

おわりに

引用・参考文献
索引

著者プロフィール

小寺 康博  (コテラ ヤスヒロ)  (

Yasuhiro Kotera
株式会社リクルート就職後,起業。その後,渡米,渡英。
2021年 University of Derby (ダービー大学)博士課程修了,博士(メンタルヘルス)
現 在 University of Nottingham, Faculty of Medicine and Health Sciences (ノッティンガム大学・医学健康科学部)准教授(メンタルヘルス),大阪大学・感染症総合教育研究拠点・連携研究員&三つ子含む4人の子どもの父。
最も引用されている「森林浴のメンタルヘルス効果のエビデンス統合」など220以上の論文を出版(2024年9月時点)。その他,書籍8冊,チャプター12本などさまざまな種類の出版をする。研究グループREACH(Research Ensemble for Advancement in Cross-cultural Healthcare)にて16か国から集まる40人のヘルスケア・教育プロフェッショナルのメンターを務める。

上記内容は本書刊行時のものです。