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主体としての子どもが育つ 保育内容「人間関係」
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年5月20日
- 書店発売日
- 2024年5月13日
- 登録日
- 2024年2月27日
- 最終更新日
- 2024年8月29日
紹介
“主体としての子どもの育ち”を支える保育を探究する新シリーズ。領域「人間関係」の視点から,自立心,協同性,道徳性・規範意識の芽生え,社会生活との関わりなどを取り上げ,多様な事例をまじえながら専門的事項と指導法を一体的かつ実践的に学ぶ。ワークやQRコードを活用した動画・写真・関係資料等,工夫も豊富。
目次
はじめに
本書の特徴と使い方
序 章 主体としての子どもが育つ保育への誘い
第1節 子どもと保育の世界を感じよう
第2節 このとき保育者は……
第3節 5領域の視点で見てみよう
第4節 領域「人間関係」の視点から深める
第Ⅰ部 保育内容「人間関係」の専門的事項
第1章 現代社会を生きる子ども
第1節 幼児を取り巻く現代社会と人との関わり
第2節 現代社会の中で人と関わる力を育てるために
第2章 人との間で自分が育つ
第1節 保育園に通い始める
第2節 人と過ごす心地よさ:関わり合いの世界
第3節 自分を感じる:主体性とは
第4節 自分と自分が出会いぶつかる:主体性がぶつかり合うこと
第5節 人との関わりから広がる世界:ドーナツ論
TOPICS 1 マスクをめぐって
第3章 気持ちを調整しようとする
第1節 自分の気持ちと他者の気持ちの理解
第2節 自己発揮と自己抑制の調和のとれた発達
第3節 他者との関わりを通して育つ子どもの協同性
第4章 人と社会の間でよりよくあろうとする
第1節 道徳性・規範意識の発達理論
第2節 人との間でよりよくあろうとする
第3節 社会との間でよりよくあろうとする
TOPICS 2 ルールの指導:時間を共に過ごす者として
第5章 いろいろな人と共に育ち合う
第1節 子どもが地域の様々な人と共に育つ視点
第2節 乳幼児期における具体的な体験の重要性
第3節 家庭や地域,関係機関,保護者との連携
第Ⅱ部 保育内容「人間関係」の指導法
第6章 生きるための基盤を育む領域「人間関係」
第1節 人との関わりに関する領域「人間関係」
第2節 人間関係の育ちを支える保育者の役割
TOPICS 3 保育の評価と改善の視点
第7章 身近な人との安心・安定の中で―身近な人と気持ちが通じ合う,共に過ごすことの喜び
第1節 0歳児にとっての安心・安定
第2節 1・2歳児にとっての安心・安定
第3節 子どもの姿を捉え,子ども理解を深める
第8章 自分が大好きになる―自立心の育ち
第1節 「自分が大好きになる」とは
第2節 「ありのままの自分」を出す
第3節 自分らしさを発揮する
第4節 「自分ごと」として周りの環境と関わる
第5節 自立心の育ちへ
第9章 友達が大好きになる―協同する面白さを知る
第1節 「好き」で出会う
第2節 「違う」が面白い
第3節 「こと」でつながる
第10章 友達と共に楽しむ
第1節 思いを出し切る
第2節 自分らしくいられる関係が育まれる
第3節 違いを受け取る
第11章 いろいろな人と共に楽しむ
第1節 地域の人と関わる力
第2節 地域の一員としての自覚の芽生え
第3節 人間関係が育まれる継続した保育
第12章 その先の自分を楽しみにして,今を一層楽しむ
第1節 楽しみな気持ちを育む
第2節 互恵的な交流活動と援助
TOPICS 4 架け橋がかかる:お互いが大事にしていることを開く
第13章 領域「人間関係」の現代的課題と動向―保育の質向上を考える
第1節 子どもを取り巻く人間関係の狭まり
第2節 多岐にわたる特別な配慮と保育
第3節 専門家としての資質向上の重要性
第4節 それぞれが主体として生きる社会へ
終 章 領域「人間関係」と「主体」を再考する
第1節 領域「人間関係」とは
第2節 乳幼児の主体的な活動が幼児教育・保育の中核をなす
上記内容は本書刊行時のものです。