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パーソナリティのHファクター K.リー(著) - 北大路書房
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パーソナリティのHファクター (パーソナリティノエイチファクター) 自己中心的で,欺瞞的で,貪欲な人たち (ジコチュウシンテキデギマンテキデドンヨクナヒトタチ)
原書: The H factor of personality: Why some people are manipulative, self-entitled, materialistic, and exploitive―and why it matters for everyone

哲学・宗教
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発行:北大路書房
四六判
208ページ
並製
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-7628-3197-3   COPY
ISBN 13
9784762831973   COPY
ISBN 10h
4-7628-3197-2   COPY
ISBN 10
4762831972   COPY
出版者記号
7628   COPY
Cコード
C1011  
1:教養 0:単行本 11:心理(学)
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年7月20日
書店発売日
登録日
2022年5月13日
最終更新日
2022年7月15日
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書評掲載情報

2023-09-02 図書新聞  2023年9月9日号(3606号)
2022-12-25 社会心理学研究    第38巻第2号
評者: 阿部晋吾 氏
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紹介

自分を利するために計算高く他人を操る,特別な地位や権利を得るに値すると自惚れている…「Hファクターの低い人々」は誠実な人を困惑させ,正直な人から時に搾取する。パーソナリティのHEXACOモデルを発案した心理学者たちが,彼らに特徴的な性格傾向や行動様式をふまえて,見分け方や上手なつき合い方をアドバイス。

目次

目 次

謝辞
日本語版序文

1章 H因子の発見

2章 見逃されてきたパーソナリティ次元
   パーソナリティの「ビッグ・ファイブ」
   六つのパーソナリティ因子

3章 HEXACOパーソナリティの六つの次元
   活動と努力:経験への開放性(O因子)、誠実性(C因子)、外向性(X因子)
   利他主義と敵意:正直さ─謙虚さ(H因子)、協調性(A因子)、情動性(E因子)

4章 低いH因子の人たちのフィールドガイド
   低いH因子・低いE因子:恐れ(もしくは哀れみ)知らずの強欲
   低いH因子・高いE因子:責任逃れと泣き言吐き
   低いH因子・高いX因子:自己愛の暴走
   低いH因子・低いX因子:いやに気取った静かなタイプ
   低いH因子・低いA因子:ただ普通に嫌な人
   低いH因子・高いA因子:怒らないが不誠実
   低いH因子・低いC因子:雇用主にとって最悪の事態
   低いH因子・高いC因子:自己中心的な野望
   低いH因子・低いO因子:浅はかで考えが狭い
   低いH因子・高いO因子:洗練された気取り屋

5章 H因子の高さを見分けることはできるのか?
   見知らぬ人(ストレンジャー)のパーソナリティ
   H因子の自己報告:彼らは正直なのか?
   人のパーソナリティを知るということ:H因子は最後にわかる
   職場におけるH因子:見分けることの難しさ

6章 H因子の高い人たちは寄り集まるのか?
   パーソナリティ以外の類似性
   友人との類似性と知覚された類似性
   パーソナリティ、価値観、そして関係性

7章 政治
   右翼権威主義と社会的支配志向性
   O因子と右翼権威主義
   H因子と社会的支配志向性
   パーソナリティと政治政党への支持

8章 宗教
   パーソナリティと宗教的信条
   伝統的な宗教 対 神秘的霊性:O因子の役割
   宗教の教義を守る理由:H因子の役割
   宗教は高いH因子を持つことを促進するのか?

9章 お金、権力、セックス
   お金
   権力
   セックス

10章 H因子の低い人たちの見分け方 ── そしてつき合い方
   H因子の高さの兆候として妥当でないもの
   低いH因子を持つことの妥当な証拠
   H因子の低い人たちに囲まれて生活する

エピローグ ── H因子の高い人になる

監訳者あとがき
付録:HEXACO-60 日本語版
引用文献


コラム一覧
  コラム① 相関と因子分析
  コラム② 牧畜社会、農耕社会と最適なA因子のレベル
  コラム③ パーソナリティと利他主義:ミッシングリンクとしてのH因子
  コラム④ 生まれと育ち
  コラム⑤ パーソナリティは変化するのか
  コラム⑥ コンキスタドールと恋愛詐欺師について
  コラム⑦ 高慢と偏見、そしてパーソナリティ
  コラム⑧ 1960年代、1970年代のアメリカ合衆国大統領のパーソナリティ
  コラム⑨ パーソナリティとスタンフォード監獄実験
  コラム⑩ 二人のアートコレクターの物語
  コラム⑪ 第一印象における自己愛
  コラム⑫ パーソナリティの測定:自己報告(や他者報告)は思っているより優れもの
  コラム⑬ なぜ配偶者間の信念や態度は似ているのか?
  コラム⑭ 政治的志向性、性的指向性、O因子
  コラム⑮ パーソナリティと政治:文脈による違い
  コラム⑯ 心理学実験室での不正行為
  コラム⑰ H因子とフリーライダー問題
  コラム⑱ フュートピア (Hutopia)

上記内容は本書刊行時のものです。