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「隠す」心理を科学する 太幡 直也(編著) - 北大路書房
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9784762831683

「隠す」心理を科学する 人の嘘から動物のあざむきまで

哲学・宗教
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発行:北大路書房
A5判
272ページ
並製
定価 3,500円+税
ISBN
978-4-7628-3168-3   COPY
ISBN 13
9784762831683   COPY
ISBN 10h
4-7628-3168-9   COPY
ISBN 10
4762831689   COPY
出版者記号
7628   COPY
Cコード
C3011
専門 単行本 心理(学)
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年9月20日
書店発売日
登録日
2021年7月9日
最終更新日
2021年9月9日
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紹介

「隠す」行為は文化や種の違いを超えた普遍的な心の働きであり,「嘘も方便」という格言の例など,私たちの社会生活に複雑に浸透している。社会心理学,発達心理学,認知心理学,生理心理学,動物心理学の領野から隠す心理にまつわる12の話題を厳選し,紙上討論を巻末に収載。心を科学的に探究する面白さへと誘う一冊。

【主な目次】
はじめに
●第1部:対人コミュニケーションからみた「隠す」心理
第1章 日常的な嘘の社会的機能
第2章 懸念的被透視感
第3章 欺瞞の手がかりと検出の正確性
●第2部:発達からみた「隠す」心理
第4章 子どもの嘘の理解
第5章 子どもの嘘の生起:語り・想起・会話に潜む嘘の発生因
第6章 自閉スペクトラム症児のあざむきの発達
●第3部:記憶からみた「隠す心理」
第7章 記憶の語り直しによる「自己欺瞞」
第8章 嘘による記憶の変容
●第4部:「隠す」心理の生理反応
第9章 末梢生理活動からの情報検出:隠匿情報検査
第10章 情報隠匿時の中枢神経系活動
●第5部:動物の「隠す」心理
第11章 サルとイヌのだまし合い:戦術的あざむきの進化
第12章 鳥類の「隠す」心理:ヒトや類人猿との比較
●第6部:「隠す」心理に関する研究の展開
第13章 紙上討論

目次

はじめに

●第1部:対人コミュニケーションからみた「隠す」心理

第1章 日常的な嘘の社会的機能
 1節 嘘にまつわる二つのことわざ
 2節 日常的な嘘の心理学的研究
 3節 日常的な嘘の社会的機能
 4節 真実の社会的機能

第2章 懸念的被透視感
 1節 はじめに
 2節 懸念的被透視感の位置づけ
 3節 懸念的被透視感が生じる手がかり
 4節 懸念的被透視感による反応
 5節 懸念的被透視感による反応に対する他者の印象
 6節 おわりに

第3章 欺瞞の手がかりと検出の正確性
 1節 はじめに
 2節 欺瞞の手がかりの定義
 3節 欺瞞検出・検知の正確性
 4節 欺瞞の手がかりに関する暗黙の前提
 5節 欺瞞の手がかりに関する信念
 6節 欺瞞の手がかりに関する信念の起源
 7節 真実の手がかりの欠如
 8節 欺瞞/真実の手がかりの意味
 9節 欺瞞検出の新たなアプローチ

●第2部:発達からみた「隠す」心理

第4章 子どもの嘘の理解
 1節 はじめに
 2節 嘘についての概念理解の発達
 3節 子どもの嘘の行動的側面の発達
 4節 嘘の社会・文化的な側面の発達
 5節 おわりに

第5章 子どもの嘘の生起:語り・想起・会話に潜む嘘の発生因
 1節 嘘や隠し事の神経学的基盤
 2節 嘘や隠し事の情報処理過程
 3節 子どもの嘘:情報処理のリソース

第6章 自閉スペクトラム症児のあざむきの発達
 1節 なぜ自閉スペクトラム症とあざむきなのか
 2節 自閉スペクトラム症における社会認知の発達
 3節 自閉スペクトラム症児はあざむきができない? 遅れている?
 4節 なぜ自閉スペクトラム症児はあざむきが困難なのか
 5節 ASD児におけるあざむき研究の今後の方向性について

●第3部:記憶からみた「隠す」心理

第7章 記憶の語り直しによる「自己欺瞞」
 1節 社会的共有行動としての語り
 2節 繰り返し語り直される記憶
 3節 自己欺瞞
 4節 自己欺瞞の役割と恩恵

第8章 嘘による記憶の変容
 1節 嘘に必要な記憶の機能
 2節 犯罪に関わる嘘と記憶
 3節 嘘が記憶の正確さに及ぼす影響について
 4節 おわりに:嘘による記憶変容のメカニズムとは?

●第4部:「隠す」心理の生理反応

第9章 末梢生理活動からの情報検出:隠匿情報検査
 1節 隠匿情報検査(CIT)
 2節 測定する生理指標
 3節 自律神経系生理指標を用いたCITの正確性
 4節 CITのモデル
 5節 おわりに

第10章 情報隠匿時の中枢神経系活動
 1節 虚偽検出検査と中枢神経系指標
 2節 fMRIによる虚偽検出検査の実際
 3節 ポリグラフ検査とfMRI検査の違い
 4節 今後の課題と展望

●第5部:動物の「隠す」心理

第11章 サルとイヌのだまし合い:戦術的あざむきの進化
 1節 動物のあざむきの進化
 2節 サルの戦術的あざむき
 3節 イヌの戦術的あざむき:逸話的証拠
 4節 イヌの戦術的あざむき:実験的証拠
 5節 マキャベリ的知性仮説と家畜化仮説

第12章 鳥類の「隠す」心理:ヒトや類人猿との比較
 1節 はじめに
 2節 貯食行動
 3節 鳥類における社会関係を「隠す」こととその心理
 4節 おわりに:鳥類の「隠す」心理は意図的だましに等しい

●第6部:「隠す」心理に関する研究の展開

第13章 紙上討論
 1節 はじめに
 2節 第1章をめぐって
 3節 第2章をめぐって
 4節 第3章をめぐって
 5節 第4章をめぐって
 6節 第5章をめぐって
 7節 第6章をめぐって
 8節 第7章をめぐって
 9節 第8章をめぐって
 10節 第9章をめぐって
 11節 第10章をめぐって
 12節 第11章をめぐって
 13節 第12章をめぐって
 14節 おわりに

引用文献
事項索引

著者プロフィール

太幡 直也  (タバタ ナオヤ)  (編著

太幡直也(たばた なおや)
愛知学院大学総合政策学部 准教授
筑波大学大学院人間総合科学研究科心理学専攻一貫制博士課程修了。博士(心理学)。
日本心理学会,日本社会心理学会,Society for Personality and Social Psychologyなどに所属。専門は社会心理学。
著書は,『懸念的被透視感が生じている状況における対人コミュニケーションの心理学的研究』(単著,福村出版),『エッセンシャルズ心理学:心理学的素養の学び 第2版』(共著,福村出版),『パーソナリティ心理学入門:ストーリーとトピックで学ぶ心の個性』(共著,ナカニシヤ出版)など。

佐藤 拓  (サトウ タク)  (編著

佐藤 拓(さとう たく)
明星大学心理学部 准教授
東北大学大学院文学研究科人間科学専攻心理学専攻分野博士課程修了。博士(文学)。
日本心理学会,日本社会心理学会,日本パーソナリティ心理学会などに所属。専門は社会心理学,応用認知心理学。
著訳書は,『嘘と欺瞞の心理学:対人関係から犯罪捜査まで 虚偽検出に関する真実』(共監訳,福村出版),『嘘の心理学』(分担執筆,ナカニシヤ出版),『現代のエスプリ:嘘の臨床・嘘の現場』(分担執筆,至文堂)など。

菊地 史倫  (キクチ フミトシ)  (編著

菊地史倫(きくち ふみとし)
公益財団法人鉄道総合技術研究所 副主任研究員
東北大学大学院文学研究科人間科学専攻心理学専攻分野博士課程修了。博士(文学)。
日本心理学会,日本社会心理学会,日本認知心理学会などに所属。専門は実験心理学,社会心理学。
著訳書は,『嘘と欺瞞の心理学:対人関係から犯罪捜査まで 虚偽検出に関する真実』(共監訳,福村出版),『嘘の心理学』(分担執筆,ナカニシヤ出版)など。

上記内容は本書刊行時のものです。