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ACT 実践家のための「コンパッションの科学」 デニス・ターシュ(著) - 北大路書房
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ACT 実践家のための「コンパッションの科学」 (アクトジッセンカノタメノコンパッションノカガク) 心理的柔軟性を育むツール (シンリテキジュウナンセイヲハグクムツール)
原書: The ACT Practitioner's Guide to the Science of Compassion: Tools for Fostering Psychological Flexibility

哲学・宗教
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発行:北大路書房
A5判
336ページ
並製
定価 3,600円+税
ISBN
978-4-7628-3144-7   COPY
ISBN 13
9784762831447   COPY
ISBN 10h
4-7628-3144-1   COPY
ISBN 10
4762831441   COPY
出版者記号
7628   COPY
Cコード
C3011  
3:専門 0:単行本 11:心理(学)
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年3月31日
書店発売日
登録日
2021年1月27日
最終更新日
2023年2月21日
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書評掲載情報

2021-12-10 心理臨床学研究  Vol.39 No.4
評者: 佐藤修哉 氏(長野大学社会福祉学部 准教授)
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紹介

刺激に対するクライエントの感情的,認知的,行動的な柔軟性を高めるACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)。そこにコンパッションを取り入れた治療の新たな可能性を,臨床例やワークシートもまじえながら紹介。ACTとコンパッション・フォーカスト・セラピーの統合,さらにはマインドフルネス認知療法,機能分析心理療法等,第三世代の認知行動療法に関心のある対人援助職へ。

【主な目次】
Chapter 1 コンパッション:その定義と進化のルーツ
Chapter 2 コンパッションと心理的柔軟性
Chapter 3 CFT:その起源,進化の文脈,オープニング実践
Chapter 4 臨床実践のなかでセルフ・コンパッションをトレーニングする
Chapter 5 臨床実践のなかでコンパッションをトレーニングするために治療関係を使う
Chapter 6 コンパッション・フォーカストACTの最初の要素
Chapter 7 コンパッショネイト・マインド・トレーニング
Chapter 8 ケースフォーミュレーション,アセスメント,介入計画
Chapter 9 完成と新たな始まり

目次

 日本語版によせて
 序文
 原著の発刊によせて
 謝辞

はじめに

Chapter 1 コンパッション:その定義と進化のルーツ
 1 コンパッションの定義
 2 進化,認知,行動:人間において特徴的なものとは何か?

Chapter 2 コンパッションと心理的柔軟性
 1 派生的関係反応と視点取得
 2 コンパッションと心理的柔軟性

Chapter 3 CFT:その起源,進化の文脈,オープニング実践
 1 ACT とCFT における平行する二つの道
 2 恥に基づく困難の治療におけるCFT のルーツ
 3 CFT と進化論

Chapter 4 臨床実践のなかでセルフ・コンパッションをトレーニングする
 1 自己との和解:その果てにあるフロンティア
 2 セルフ・コンパッションをトレーニングするための効果的な文脈を確立する
 3 より直接的にセルフ・コンパッションをトレーニングする

Chapter 5 臨床実践のなかでコンパッションをトレーニングするために治療関係を使う
 1 コンパッションの条件としてのセルフ・コンパッション
 2 コンパッションをトレーニングするために正の強化を使う
 3 機能分析心理療法とコンパッション
 4 コンパッションに満ちた視点取得をトレーニングするために治療関係を使う
 5 治療的二者関係におけるコンパッション

Chapter 6 コンパッション・フォーカストACTの最初の要素
 1 コンパッションと自由に選択された価値
 2 創造的絶望と無批判という知恵
 3 コンパッションに焦点をあてた脱フュージョン・テクニック
 4 ACTの「プロセスとしての自己」のワークのためのCFTの「二つの椅子のテクニック」
 5 今この瞬間と接触しているときのクライエントの苦しみに対する感受性
 6 コンパッションに満ちたウィリングネスを育む
 7 身体を整え,実践に興味を傾ける

Chapter 7 コンパッショネイト・マインド・トレーニング
 1 機能的文脈の枠組みにおけるコンパッショネイト・マインド・トレーニング
 2 実践の重要性
 3 コンパッションに満ちた注意
 4 イメージの力
 5 イメージのスキルに対する自信のなさをクライエントが乗り越えるのを助ける
 6 安全な場所の視覚化
 7 コンパッションを育むために個人的な体験に根差したイメージを使う
 8 視覚化をとおしてコンパッションに満ちた自己同一性を成長させる
 9 自己のさまざまな側面にコンパッションに満ちた形で接触する
 10 練習の重要性に立ち戻る
 11 コンパッショネイト・マインド・トレーニングにおける強調点

Chapter 8 ケースフォーミュレーション,アセスメント,介入計画
 1 セルフ・コンパッションに満ちた心のインタビュー
 2 コンパッション・フォーカスト・ケースフォーミュレーション
 3 コンパッション・フォーカスト・アセスメント・ツール
 4 コンパッションに満ちた行動を育む
 5 コンパッションに満ちた眼差しをとおして互いをみる

Chapter 9 完成と新たな始まり
 1 コンパッションに焦点をあてた文脈的スーパービジョン
 2 ワークショップとさらなるトレーニング
 3 研究と知識の発展
 4 これからの進む道

 参考資料
 参考文献
 索引
 監修者あとがき

版元から一言

【訳者一覧】(*は監訳者,**は監修者)
酒井 美枝* (名古屋市立大学大学院医学研究科)推薦のことば,序文,原著発刊によせて,はじめに,謝辞,参考資料
嶋 大樹* (同志社大学心理学部)
武藤 崇* (同志社大学心理学部)日本語版によせて
伊藤 義徳**(琉球大学人文社会学部)監修者あとがき
桑原 絢也(桑原心療内科クリニック)第1章前半
利重 裕子(名古屋市立大学大学院医学研究科)第1章後半
渡辺 孝文(名古屋市立大学大学院医学研究科)第2章前半
木下 貴文(東京武蔵野病院)第2章後半
井野 敬子(名古屋市立大学大学院医学研究科)第3章
今井 理紗(名古屋市立大学大学院医学研究科)第4章
柳澤 博紀(犬山病院)第5章
瀬口 篤史(西知多こころのクリニック)第6章
木甲斐 智紀(早稲田大学総合研究機構応用脳科学研究所)第7章
甲田 宗良(徳島大学大学院社会産業理工学研究部)第8章
関口 裕子(あらたまこころのクリニック)第9章

著者プロフィール

デニス・ターシュ  (ターシュ デニス)  (

デニス・ターシュ(Dennis Tirch, PhD)
ニューヨークのThe Center for Mindfulness and Compassion Focused Therapyと,アメリカのthe Compassionate Mind Foundationの創設者でかつ,ディレクターである。コンパッションに焦点をあてた心理学における国際的に有名な専門家であり,代表的な著書に,The Compassionate-Mind Guide to Overcoming Anxietyがある。Weill Cornell Medical College in New Yorkの臨床助教であり,マインドフルネス,アクセプタンス,コンパッションを応用した心理療法のトレーニングを,世界中で行なっている。

ベンジャミン・シェンドルフ  (シェンドルフ ベンジャミン)  (

ベンジャミン・シェンドルフ(Benjamin Schoendorff, MA, MSc)
カナダのケベック州のlicensed psychologistであり,the Contextual Psychology Instituteの創設者でもある。フランス語圏におけるアクセプタンス&コミットメントセラピー(ACT)のパイオニアであり,ケビン・ポークとの共著The ACT Matrix を含め,ACTや機能分析心理療法に関する複数の著書や共著がある。ピアレビューのACTトレーナーかつ認定FAPトレーナーでもあり,世界中でトレーニング・ワークショップを開催している。カナダのケベック州モントリオール近郊に住み,the Montreal Mental Health University Instituteで研究者としても活躍している。

ローラ・R・シルバースタイン  (シルバースタイン ローラアール)  (

ローラ・R・シルバースタイン(Laura R. Silberstein, PsyD)
ニューヨークとニュージャージー州のlicensed psychologist であり,The Center for Mindfulness and Compassion Focused Therapy in New Yorkのディレクターであり,成人や青年のためのコンパッション・フォーカスト・セラピー(CFT),アクセプタンス&コミットメントセラピー(ACT),弁証法的行動療法(DBT),認知行動療法(CBT)など,エビデンスに基づく心理療法の上級研修を受けてきた。臨床スーパーバイザー,CFT トレーナーであり,Buddhist Psychology and Cognitive Behavioral Therapy の共著者でもある。

上記内容は本書刊行時のものです。