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ナラティヴ・セラピー・ワークショップ BookⅠ 国重 浩一(著) - 北大路書房
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ナラティヴ・セラピー・ワークショップ BookⅠ (ナラティヴ・セラピー・ワークショップ ブックワン) 基礎知識と背景概念を知る (キソチシキトハイケイガイネンヲシル)

哲学・宗教
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発行:北大路書房
A5判
312ページ
並製
定価 2,800円+税
ISBN
978-4-7628-3142-3   COPY
ISBN 13
9784762831423   COPY
ISBN 10h
4-7628-3142-5   COPY
ISBN 10
4762831425   COPY
出版者記号
7628   COPY
Cコード
C3311  
3:専門 3:全集・双書 11:心理(学)
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年2月20日
書店発売日
登録日
2020年12月23日
最終更新日
2022年10月31日
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書評掲載情報

2023-05-13 図書新聞    第3591号
評者: 坂本真佐哉 氏(神戸松蔭女子学院大学教授)
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紹介

熟練ナラティヴ・セラピストによるワークショップを再現するシリーズ第一弾。ナラティヴ・セラピーの基本的な知識や背景について,外在化する会話法,ディスコース,脱構築や質問術にも触れながら,対人援助職や初心者向けに話し言葉で丁寧に解説する。ワークによる実践の具体例やデモも一部掲載し,参加者の声も多数紹介。

◆Journey with Narrative Therapyシリーズ 順次刊行予定!
ナラティヴ・セラピー・ワークショップ
 Book I-基礎知識と背景概念を知る-
 Book II-外在化と再著述を深める-(仮題)
 Book III-豊かな描写を目指す-(仮題)
 Book IV-海外のセラピストに学ぶ-(仮題)

目次

はじめに

ナラティヴ・セラピーのワークショップをするようになった経緯
講話することと、それを書籍化すること
根底に流れる姿勢を理解すること
本書の構成


第1部 ワークショップⅠ ナラティヴ・セラピーを知る

 イントロダクション

 第1章 ナラティヴ・セラピーと呼ばれるものとは?
  1節 ナラティヴ・セラピーとは
  2節 〈名〉の話
  3節 〈問題〉を存続させるもの
  4節 文脈の話

 第2章 ナラティヴ・セラピーの特徴的な技法とは? 
  1節 外在化して会話を紡ぐわけ
  2節 相手に文脈を提供する
  3節 物語の構造

 第3章 ナラティヴ・セラピーの実践とは?
  1節 ナラティヴ・セラピーの進め方
  2節 アイデンティティ
  3節 ナラティヴ・セラピーの質問
  4節 外在化する会話
  ワーク「擬人化された問題にインタビュー」

第2部 ワークショップⅡ ナラティヴ・セラピーの背景にある理論を知る

 イントロダクション

 第4章 哲学的思想を基盤とする心理療法
  1節 哲学を基盤とするということ①
  2節 哲学を基盤とするということ②

 第5章 ディスコース・アプローチ
  1節 ディスコースと〈権力〉
  2節 ディスコースと〈生きづらさ〉

 第6章 脱構築するアプローチ
  1節 ディスコースと脱構築
  2節 脱構築と〈会話〉

 第7章 外在化する会話法
  1節 外在化する会話と〈問題〉
  2節 外在化する会話を紡ぐ

 第8章 ナラティヴ・セラピーの質問術
  1節 ナラティヴな〈問い〉とは
  2節 問題からの人の人生に対する影響を探索する
  3節 人からの問題に対する影響を探索する

 ダイアログ 【さゆりさん】「オレンジ色に見える世界」

 参加者からの声
  
  ●Q1 このワークショップはあなたをどこに連れていったのか? 
   ナラティヴ・セラピーとの出会い―見えなかった共感的理解[八巻甲一]
   ナラティヴとの出会い―わかりにくさに魅せられて[浅野衣子]
   ナラティヴ・セラピストとしての立ち位置への模索、外在化を通しての会話とは? [藤田悠紀子]
   「私」を生きる物語へ[山下ゆかり]
  ●Q2 あなた自身の実践にどのように影響を与えたのか?
   ナラティヴ・セラピーを「教える」難しさ、「教わる」危うさ[木場律志]
   小学校教諭として[田崎さより]
   この瞬間(とき)の言葉に意味を与えた物語(ストーリー)―今、私が感じる思いを語る[藤森圭子]
   実践への影響[改田明子]
  
  ●Q3 実践報告(実践してみてどうだったのか? うまくいかなかったことも)
   「外在化する会話」を続けるために[眞弓悦子]
   ふだん使いのナラティヴを実践しての変化(うれしい変化、困った変化)[箱崎琢朗]
   マスクとふだん使い[荒井康行]
   アルコールや薬物に苦しめられたことのある方のためのナラティヴ・グループ・セラピー[藤田純司]
   アイデンティティと向き合う豊かな時間[髙野正子]
  ●Q4 ナラティヴ・セラピーの領域を超えたところでの可能性について思うことは?
   セラピーの領域を越えて(大学生のキャリア支援と対話の場)[箱崎琢朗]
   ナラティヴが開く可能性[髙野正子]
   ナラティヴ・アプローチとコーチング心理学[徳吉陽河]
   領域を超えたところでの可能性[改田明子]
   境域を超えたところ―ラボラトリー体験学習[園木紀子]
   ナラティヴ・アプローチの可能性―生産性の病からの解放[西垣真澄]

  引用・参考文献
  索引
  あとがき

上記内容は本書刊行時のものです。