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コンパクト司法・犯罪心理学 河野 荘子(編著) - 北大路書房
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コンパクト司法・犯罪心理学 初歩から卒論・修論作成のヒントまで

発行:北大路書房
A5判
160ページ
並製
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-7628-3123-2
Cコード
C3011
専門 単行本 心理(学)
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年10月20日
書店発売日
登録日
2020年7月21日
最終更新日
2020年10月2日
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紹介

非行少年や犯罪者を取り巻く法整備はここ数年で進展し,また,公認心理師制度の誕生で,司法・犯罪分野に関する知識は主要な素養の1つとなった。エビデンスに基づいた各領域の研究成果を幅広く解説。この分野をテーマにした卒論・修論作成の際に参考となる,非行少年や犯罪者を対象としなくてもできる調査・実験例も紹介。
【主な目次】
第1章 犯罪心理学とは
 1節 犯罪心理学の概観
 2節 犯罪を心理学的に研究する方法
第2章 犯罪の原因とは
 1節 社会学的要因
 2節 生物学的要因
 3節 心理学的要因
 4節 その他の要因
第3章 捜査・裁判に役立つ犯罪心理学
 1節 犯罪者プロファイリング
 2節 ポリグラフ検査と虚偽検出
 3節 目撃証言と自白
 4節 少年鑑別所における心理アセスメント
第4章 再犯を防止する
 1節 非行・犯罪からの立ち直り
 2節 現在の処遇制度
第5章 犯罪被害について考える
 1節 犯罪被害者
 2節 犯罪予防

目次

まえがき

第1章 犯罪心理学とは
 1節 犯罪心理学の概観
   1.犯罪心理学とは
   2.犯罪と犯罪者
   3.犯罪の近接・類似概念について
 2節 犯罪を心理学的に研究する方法
   1.犯罪に関するものの測定
   2.研究のデザイン
   3.研究対象者への配慮
   
第2章 犯罪の原因とは
 1節 社会学的要因
   1.犯罪に関する研究のはじまり
   2.犯罪社会学から生まれた犯罪の原因論
 2節 生物学的要因
   1.身体への関心
   2.生理学的な変化
   3.脳の部位と機能
   4.遺伝と遺伝子
   5.生物学的要因を用いた研究モデル
 3節 心理学的要因
   1.敵意帰属バイアス
   2.条件づけ
   3.効力感
   4.共感性
   5.セルフコントロール
   6.ストレイン
   7.IQ
   8.Big5
 4節 その他の要因
   1.家庭環境
   2.友人関係
   3.地域社会
   4.メディア

第3章 捜査・裁判に役立つ犯罪心理学
 1節 犯罪者プロファイリング
   1.犯罪者プロファイリングとは
   2.犯罪者プロファイリングの歴史と現状
   3.犯罪者プロファイリングにおける「行動」の捉え方
   4.犯罪者プロファイリングの手法
   5.犯罪者プロファイリングの今後の課題
 2節 ポリグラフ検査と虚偽検出
   1.はじめに
   2.ポリグラフ検査
   3.ポリグラフ検査以外の記憶検出
   4.記憶検出とは異なるアプローチによる研究
   5.おわりに
 3節 目撃証言と自白
   1.目撃証言
   2.被疑者の自白
   3.まとめ
 4節 少年鑑別所における心理アセスメント
   1.少年鑑別所とは
   2.鑑別とは
   3.地域援助
   
第4章 再犯を防止する
 1節 非行・犯罪からの立ち直り
   1.はじめに
   2.生涯発達からみた非行・犯罪からの立ち直り
   3.非行・犯罪から立ち直る人の心理的特徴
   4.おわりに
 2節 現在の処遇制度
   1.概要
   2.施設内処遇
   3.社会内処遇

第5章 犯罪被害について考える
 1節 犯罪被害者
   1.犯罪被害の実態
   2.犯罪被害者の心理
   3.犯罪被害者の支援
   4,被害からの回復
   5.まとめ
 2節 犯罪予防
   1.犯罪予防の分類
   2.犯罪予防の理論
   3.犯罪予防を導く犯罪リスク認知や犯罪不安
   4.犯罪予防は効果があるのか
   5.いかに犯罪予防を奨励するか


Column
  Column1 発達障害と非行
  Column2 裁判員裁判
  Column3 家庭裁判所調査官の仕事
  Column4 法務技官の仕事
  Column5 保護観察官の仕事
  Column6 医療観察制度
  Column7 少年鑑別所における地域援助
  Column8 児童相談所
  Column9 家庭内紛争と法律
  Column10 学校との連携

文献/人名索引/事項索引

著者プロフィール

河野 荘子  (コウノ ショウコ)  (編著

河野荘子(こうの・しょうこ)
1997年 名古屋大学大学院教育学研究科博士課程後期課程単位取得満了
現 在 名古屋大学教育発達科学研究科准教授  博士(教育学)
〈主著・論文〉
非行の語りと心理療法 ナカニシヤ出版 2003年
Resilience Processとしての非行からの離脱 犯罪社会学研究 第34巻,32-46. 2009年
子どもの発達と情緒の障害-事例からみる児童精神医学の臨床―(共著) 岩崎学術出版社 2009年
非行臨床の新潮流―リスク・アセスメントと処遇の実際―(共著) 金剛出版 2011年
仮想的有能感の心理学―他人を見下す若者を検証する―(共著) 北大路書房 2012年

岡本 英生  (オカモト ヒデオ)  (編著

岡本英生(おかもと・ひでお)
1991年 神戸大学大学院教育学研究科修士課程修了
現 在 甲南女子大学人間科学部准教授(教育学修士)
〈主著・論文〉
非行少年・犯罪者に見られる阪神・淡路大震災の影響―非行・犯罪と震災との関連についての事例研究―(共著) 犯罪心理学研究 第34巻1号,43-50.1996年
非行少年が成人犯罪者となるリスク要因に関する研究 犯罪社会学研究 第27号,102-112.2002年
人をあやめる青少年の心(共著) 北大路書房 2005年
非行からの立ち直りの要件 現代のエスプリ 第462号,170-180.2006年
暴力的犯罪者の共感性に関する研究 (共著) 心理臨床学研究 第27巻,733-737. 2010年

上記内容は本書刊行時のものです。