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視覚障害児・者の理解と支援[新版] 芝田 裕一 (著) - 北大路書房
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視覚障害児・者の理解と支援[新版]

発行:北大路書房
A5判
212ページ
並製
定価 2,000円+税
ISBN
978-4-7628-2885-0
Cコード
C0037
一般 単行本 教育
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2015年2月
書店発売日
登録日
2015年1月28日
最終更新日
2021年2月5日
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重版情報

4刷 出来予定日: 2021-02-08
インクルーシブ教育や合理的配慮等も反映した好評書の増補改訂版。

紹介

◆本書の概要――「新版 序にかえて」より
 『視覚障害児・者の理解と支援』の新版を刊行することとなりました。旧版では,視覚障害の教育よりもリハビリテーションに少し重きを置いていましたが,新版では,2007年からスタートした特別支援教育が大きく展開してきていることから,特別支援教育とその中の自立活動の比重を少し重くするなど一部を大きく改編して書き加え,総体的によりわかりやすい表現としました。
 本書は,・・・専門家から一般の人たちまでを対象として,・・・視覚障害児・者に対する適正な理解と求められる指導・支援の内容・方法を総論的,基礎的に論述したものです。障害者の心理と教育は不可分の関係にあるため,本書は視覚障害の心理と教育を含めた総合的な「視覚障害学」といえる内容となっています。・・・
 視覚障害の教育・リハビリテーションをより充実させていくためには,視覚障害に対する理解の教育・啓発と指導・支援についての普及と向上が欠かせません。・・・特別支援教育に関わる教職員は,学校在学中の視覚障害児に対する教育にだけ焦点化するのではなく,卒業後の就労や地域生活などその後の社会との関わりも念頭に置いておく必要があります。・・・
 そこで,本書では,視覚障害の意味(第1章),視覚障害者の指導・支援としての総論(第2,4章)と各論(第5,6,8章),そして心理面(第3章)だけでなく,障害理解や社会との関連にも着目して解説しています。そのため,視覚障害者の指導・支援として重要な手引きによる歩行の考え方・方法・指導法(第9,10章),視覚障害者の理解に不可欠な疑似障害体験の考え方と方法(第11章),総合的な社会の障害者に対する理解の現状と適切なあり方(第12章)を取り上げています。また,視覚障害者にとっては,未知環境と既知環境ではその活動能力の発揮に大きな差異があることから指導・支援の基本として大切でありながら,これまでふれられることがほとんどなかったファミリアリゼーション(未知を既知とするための説明,第7章)についても論じています。

◆目 次
 新版 序にかえて
第1章 視覚障害の概念
第2章 視覚障害の教育とリハビリテーション
第3章 心理リハビリテーションと心理的ケア
第4章 自立活動と生活訓練
第5章 歩行(定位と移動)とその指導
第6章 コミュニケーション・日常生活動作とその指導
第7章 ファミリアリゼーション
第8章 弱視(ロービジョン)
第9章 手引きの考え方と指導
第10章 介助としての手引きの方法
第11章 疑似障害体験
第12章 障害理解と社会

目次

 新版 序にかえて

第1章 視覚障害の概念
 1.障害の分類
 2.視覚の生理・病理
 3.視覚障害の基礎事項
 4.視覚障害者に対する誤解
 5.視覚障害の意味

第2章 視覚障害の教育とリハビリテーション
 1.支援という用語
 2.リハビリテーションとハビリテーション
 3.関連用語
 4.視覚障害教育
 5.職業リハビリテーションと移行支援
 6.指導者のあり方
 7.教員の専門性
 8.視覚障害教育(特別支援教育)の課題

第3章 心理リハビリテーションと心理的ケア
 1.障害告知
 2.障害受容の考え方
 3.障害受容の理論
 4.障害受容についての留意事項
 5.視覚障害者の障害受容と心理・心情
 6.障害受容と教育・リハビリテーションへの動機づけのための取り組み
 7.心理的ケアの現状と課題

第4章 自立活動と生活訓練
 1.自立活動・生活訓練の理念
 2.社会適応訓練(社会適応能力と基礎的能力)
 3.基礎的能力
 4.自立活動の概要
 5.自立活動実施における重要事項
 6.生活訓練
 7.指導の実際
 8.ファミリアリゼーションの重要性
 9.指導法

第5章 歩行(定位と移動)とその指導
 1.視覚障害者の歩行(定位と移動)
 2.歩行訓練の定義
 3.歩行補助具(用具)
 4.歩行訓練の実際
 5.歩行訓練の課題

第6章 コミュニケーション・日常生活動作とその指導
 1.点字
 2.その他のコミュニケーション
 3.点字図書等の現状
 4.日常生活動作

第7章 ファミリアリゼーション
 1.ファミリアリゼーションの意味
 2.オリエンテーションとの相違
 3.ファミリアリゼーションの体系
 4.歩行訓練における位置づけ

第8章 弱視(ロービジョン)
 1.ロービジョンケア
 2.弱視者の視覚
 3.指導の基本的留意事項
 4.補助具(用具)
 5.視覚の活用を主体とする指導
 6.視覚以外の感覚の活用を主体とする指導
 7.視覚が徐々に低下する進行性の弱視者の指導
 8.弱視者の指導に関するその他の事項
 9.特別支援教育と弱視児
10.弱視者と社会

第9章 手引きの考え方と指導
 1.手引きの理念
 2.歩行訓練としての手引きの技術(Aの方法)
 3.手引きによる歩行の指導の留意点(Aの方法)
 4.Bの方法の留意点およびAの方法との相違点

第10章 介助としての手引きの方法
 1.介助としての手引きの考え方
 2.基本姿勢と留意点
 3.さまざまな環境での手引きの方法

第11章 疑似障害体験
 1.疑似障害体験について
 2.歩行(手引き)の疑似障害体験と不安・恐怖
 3.疑似障害体験の目的
 4.手引きによる疑似障害体験の方法・留意点

第12章 障害理解と社会
 1.社会と障害者
 2.障害の意味と考え方
 3.障害者の理解に必要な考え方
 4.障害理解の理念と内容
 5.障害理解教育の進め方
 6.障害理解教育取り扱う主なテーマ
 7.道路交通法と障害者
 8.社会に求められる理解とマナー
 9.障害者の援助

上記内容は本書刊行時のものです。