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自己調整学習 自己調整学習研究会(編) - 北大路書房
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9784762827747

自己調整学習 理論と実践の新たな展開へ

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発行:北大路書房
A5判
344ページ
並製
定価 3,600円+税
ISBN
978-4-7628-2774-7   COPY
ISBN 13
9784762827747   COPY
ISBN 10h
4-7628-2774-6   COPY
ISBN 10
4762827746   COPY
出版者記号
7628   COPY
Cコード
C3011  
3:専門 0:単行本 11:心理(学)
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2012年4月
書店発売日
登録日
2012年3月7日
最終更新日
2022年7月6日
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書評掲載情報

2020-12-23 LD,ADHD&ASD    2021年1月号
評者: 吉田島恵津子 氏(新潟県加茂市立加茂西小学校長)「一度は手にしたい本」
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重版情報

4刷 出来予定日: 2022-07-15
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欧米を中心とした研究成果を,日本の社会的・教育的文脈から捉え返す。発達段階やカリキュラムと関連づけ,実践的な提言も行う。

紹介

これまでの欧米中心の研究知見の単なる紹介ではなく,日本人研究者の視点で,理論と実践の両面から自己調整学習研究の現在を包括的・体系的に捉え直すとともに,今後の研究の課題や方向性を展望する。教育心理学や実践研究での知見を統合し,発達段階やカリキュラムと関連づけながら,特に実践的提言を行うことを重視した。

目次

まえがき

第1部 自己調整学習の基礎理論

第1章  自己調整学習理論の概観
第1節 自己調整学習とは
  1.自己調整学習研究の創成期
  2.自己調整学習という考え方
  3.自己調整学習の諸理論
 第2節 自己調整学習の社会的認知モデル
  1.相互作用
  2.自己効力
  3.モデリング
  4.自己調整
  5.自己調整学習方略
 第3節 自己調整フィードバックの循環的段階モデル
  1.予見段階
  2.遂行段階
  3.自己内省段階
 第4節 自己調整学習のできる学習者
  1.初歩の学習者と上達した学習者の比較
  2.上達した学習者になる要件――対人指導と自己指導
 第5節 なぜ人は自己調整学習をするか――構成主義の見方
  1.自己調整学習理論への批判
  2.人はなぜ自己調整学習をするか――構成主義の見方
 第6節 自己調整学習理論の哲学的基礎――精神物理的二元論を越えて
 第7節 まとめ
第2章 自己調整学習方略とメタ認知
 第1節 自己調整学習理論における学習方略とメタ認知
  1.自己調整学習を支えるもの
  2.メタ認知
  3.メタ認知プロセスを重視した自己調整学習の諸理論
 第2節 自己調整学習方略をとらえる視点――学習方略のカテゴリー
  1.Zimmermanの自己調整学習方略のカテゴリー
  2.Pintrichの自己調整学習方略のカテゴリー
  3.動機づけ的側面の自己調整学習方略
  4.多様な教科領域における学習方略
  5.今後に向けて
第3章 動機づけ 
 第1節 自己調整学習における動機づけの機能
  1.自己調整学習のプロセスにおける動機づけの位置
  2.自己調整学習の諸理論と動機づけの機能
 第2節 認知論および情動論の動機づけ研究と自己調整学習
  1.認知論からみた動機づけの働き――①自己効力感 
  2.認知論からみた動機づけの働き――②目標研究 
  3.情動論からみた動機づけの働き――興味の視点
 第3節 自律的学習者に向けて――動機づけの促進
  1.認知から動機づけへ――動機づけ介入研究
  2.動機づけを介した自己調整学習の促進――メタ分析からみた今後の課題
第4章 自己調整学習における他者
 第1節 自己調整学習における他者の役割
 第2節 自己調整学習の発達と他者
  1.社会的認知モデル
  2.自己決定理論
 第3節 自己調整学習のリソースとしての仲間
  1.仲間を介した自己調整学習
  2.友人との学習活動
  3.ピア・モデリング
  4.動機づけのリソースとしての仲間
 第4節 自己調整学習を支える教師
  1.教師の自律性支援
  2.自律性支援と自己調整学習
  3.自律性支援と仲間との学習活動
  4.教室における自律性支援
 第5節 対人関係における自己調整
  1.社会的自己調整
  2.他者とかかわる動機づけ
 第6節 まとめ
第5章 学業的援助要請
 第1節 学業的援助要請とは
  1.学業的援助要請と質問行動
  2.学業的援助要請の二面性――自律的援助要請と依存的援助要請
  3.対教師援助要請と対友人援助要請
  4.学業的援助要請に関する2つの問題
 第2節 学業的援助要請の回避に関する問題
  1.援助者の反応・態度の影響
  2.動機づけ・達成目標・援助要請に対する認知の影響
  3.メタ認知的スキルの問題
 第3節 なぜ依存的な援助要請が行なわれるのか
  1.動機づけの影響
  2.学習観とメタ認知的スキルの影響
  3.教師の指導スタイル認知
 第4節 学業的援助要請プロセス・モデルと教育実践に対する示唆――依存的援助要請の抑制と自律的援助要請の促進
  1.学業的援助要請プロセス・モデル
  2.つまずきを明確化する方法の教授
  3.学習の動機づけや学習観の自覚化と変容
  4.教師自身の指導スタイルの自覚化と変容
第6章 自己調整学習研究における文化的考察
 第1節 文化と個人
  1.文化と個人の融合
  2.文化と個人の相互関係
 第2節 文化と自己調整
  1.文化的コンテクスト内の自己調整学習
  2.2次的コントロールとしての自己調整
 第3節 イーミック研究とエティック研究の融合
 第4節 終わりに――これからの研究の方向

第2部 自己調整学習と教育実践

第7章 国語教育における自己調整学習
 第1節 自己調整学習の視点からみた読解・作文の認知過程
  1.読解の認知過程と自己調整学習
  2.作文の認知過程と自己調整学習
  3.まとめ
 第2節 自己調整学習の視点からみた読解・作文の指導
  1.初等教育
  2.中等教育
  3.高等教育
  4.まとめ
第8章 算数・数学における自己調整学習――日本の児童・生徒のつまずきの原因とその支援策を中心に
 第1節 算数・数学における自己調整に求められることとつまずきの原因
  1.ミクロ・レベルの学習サイクル――数学的問題を解くことを中心としたプロセス
  2.COMPASSを通じてみえてくるミクロ・サイクルの問題
  3.マクロ・レベルの学習サイクル――授業・家庭学習・テストを中心としたプロセス
  4.認知カウンセリングや調査を通じてみえてくるマクロ・サイクルの問題
  5.自己調整学習のモデルからからみた学習者のつまずき
 第2節 算数・数学において自己調整ができる学習者を育てる実践的試み
  1.現在,学校現場ではどのように指導されているのか?
  2.学び方の指導にかかわる研究におけるいくつかの立場
  3.学び方の育成に焦点を当てた日本における実践的研究
 第3節 まとめ
第9章 理科における自己調整学習――誤ルールの修正に焦点を当てて
 第1節 理科学習の特徴としての誤ルールとそのモニタリング
  1.自己調整学習と理科の学習
  2.誤ルールの修正とメタ認知的モニタリング
  3.誤ルールのモニタリングにかかわる2つの問題
  4.メタ認知的モニタリングの自己調整に向けて
 第2節 理科の学習における学習方略と自己調整学習
  1.理科における領域固有的な認知方略
  2.学習方略としての知識操作
  3.学習方略の自己調整学習化に向けて
 第3節 理科の自己調整学習にかかわる残された問題
  1.自己調整学習の要素間の力動性
  2.自己調整の自動化の過程
  3.領域固有な自己調整学習と一般的な自己調整学習の能力
第10章 英語教育
 第1節 第二言語学習と自己調整学習の接点
  1.独自の流れをもつ動機づけ研究
  2.第二言語学習に関する学習方略研究
 第2節 学習者と教師の視点からみる動機づけ研究と学習方略研究
  1.動機づけと学習方略
  2.動機づけを高めるためにはどうすればよいのか
 第3節 自己調整学習者を育てるために
  1.自己調整的な学習者として,適切な援助要請を行なうためのモニタリングの重要性
  2.モニタリングと「わかったつもり」の関係
  3.教育心理学における「英語の誤り」についての研究
  4.自己調整学習研究における新たな研究分野の応用として――誤概念と自己調整学習の関係
 第4節 最後に
第11章 日本語教育における自己調整学習
 第1節 はじめに
  1.第二言語としての日本語教育
  2.日本語学習者の自己調整に影響する要因
 第2節 日本語運用力の熟達と自己調整学習
  1.発音に対する自己モニタリング・スキルの指導
  2.文章理解におけるモニタリングと協同学習
  3.発表に対する自己評価と相互フィードバック
 第3節 自己の学習スタイルへの気づき――多文化間学習環境における実践
 第4節 まとめ
第12章 自己調整学習を育てる大学教育
 第1節 自己調整学習からみた大学教育の特徴
  1.初等・中等教育との比較
  2.大学教育に関する研究と実践の動向
 第2節 大学教育における自己調整学習の概要と関連要因
  1.概要
  2.関連要因の整理
 第3節 自己調整学習を育てる大学授業の事例
  1.〈事例1〉自己モデリング,自己効力,評価による大学授業改善
  2.〈事例2〉「オープン・フィールド・アプローチによるカリキュラム開発」研究成果の大学授業への活用
 第4節 展望――今後の課題
  1.循環モデルの検討
  2.個人差への対応
  3.ファカルティ・ディベロップメント(FD)への応用
  4.教育研究と教育実践の「実りある交流」
第13章 自己調整学習と家庭学習
 第1節 はじめに
 第2節 家庭学習の指導・支援
  1.教師による家庭学習の指導と支援
  2.保護者による家庭学習の指導と支援
 第3節 学校での学習と家庭学習の関連づけ
  1.フェイズ不特定型の研究
  2.フェイズ特定型の研究
  3.フェイズ関連型の研究
 第4節 今後の研究に必要な枠組み
  1.先行研究からの示唆とその限界
  2.今後の研究に残された検討課題
 第5節 終わりに

上記内容は本書刊行時のものです。