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犯罪と市民の心理学 小俣 謙二(編著) - 北大路書房
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犯罪と市民の心理学 犯罪リスクに社会はどうかかわるか

発行:北大路書房
A5判
320ページ
並製
定価 3,200円+税
ISBN
978-4-7628-2755-6
Cコード
C3011
専門 単行本 心理(学)
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2011年5月
書店発売日
登録日
2011年3月30日
最終更新日
2019年2月27日
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重版情報

2刷 出来予定日: 2019-03-11
犯罪という社会的現象と一般市民の意識や行動との関係性に焦点を当てた研究成果。

紹介

犯罪という社会的現象が市民の意識や行動にどのような影響を与え,それに市民や社会がどうかかわるか。本書では,従来の加害者を中心とした犯罪心理学から,犯罪不安やリスク認知など「犯罪と市民」との関係性に焦点を当てた新しい研究を取りまとめた。防犯や犯罪被害者支援など,社会的課題への対応も考察。

目次

 はじめに

第1部 市民の意識・行動と犯罪

第1章 犯罪不安とリスク認知
 第1節 犯罪と市民の心理―研究の意義
 第2節 犯罪不安とリスク認知―その定義と相互関連
 第3節 犯罪不安研究の歴史
 第4節 犯罪不安に影響する要因
 第5節 今後の展望―犯罪をめぐる認知,感情,そして行動へ

〈ピックアップ〉1 世界と日本の犯罪被害調査

第2章 マス・メディアと犯罪不安
 第1節 犯罪情報の情報源としてのマス・メディア
 第2節 マス・メディアが描く犯罪
 第3節 マス・メディアと犯罪不安に関する研究の系譜と研究方法
 第4節 マス・メディアと犯罪不安に関する説明理論
 第5節 マス・メディアへの接触が犯罪不安・被害リスク認知に及ぼす影響
 第6節 まとめと今後の展望―犯罪情報の影響力の解明に向けて

第3章 ライフスタイルと犯罪被害
 第1節 人,場所,時間によって異なる被害リスク
 第2節 犯罪予防への応用
 第3節 理論的発展
 第4節 既存研究のアプローチ
 第5節 まとめと今後の展望―犯罪被害リスクの削減のために

〈ピックアップ〉2 小地域集計データの利用

第4章 犯罪と援助行動
 第1節 犯罪と援助行動―対立する概念か
 第2節 アプローチにかかわる方法論
 第3節 援助行動を研究するきっかけとなったとされる事件
 第4節 援助行動と犯罪行動の事例
 第5節 従来の行動説明モデル
 第6節 援助行動と犯罪に関する要因
 第7節 インターネットのなかの援助と攻撃
 第8節 まとめと今後の展望―援助行動の新たなモデルと今後の可能性

〈ピックアップ〉3 恥と犯罪

第5章 性犯罪被害者への非難と責任帰属
 第1節 なぜ被害者への非難を問題とするのか―研究の実際的意義
 第2節 性犯罪被害者への責任帰属や非難はどのように研究されているのか
 第3節 性犯罪被害者への責任帰属、非難をもたらす要因
 第4節 今後の展望―現実問題への応用可能性

〈ピックアップ〉4 性犯罪神話研究の現状と展望

第2部 市民と防犯対策

第6章 対処行動とコミュニケーション
 第1節 犯罪対処行動
 第2節 リスクとしての犯罪の性質
 第3節 犯罪予防のためのコミュニケーション
 第4節 説得的コミュニケーションとしての側面
 第5節 リスク・コミュニケーションとしての側面
 第6節 今後の展望―犯罪に備えるために

〈ピックアップ〉5 犯罪予防

第7章 コミュニティと防犯
 第1節 コミュニティと防犯をめぐる社会の動き
 第2節 本章におけるコミュニティの定義
 第3節 防犯研究における犯罪へのアプローチの変化
 第4節 犯罪の1次予防における地域住民の自主防犯活動への関心の高まり
 第5節 近隣地域住民による自主防犯活動の背景理論
 第6節 今後の展望―持続可能な防犯活動に向けて

〈ピックアップ〉6 根拠(エビデンス)に基づく実務―防犯対策を賢く選ぶために
〈ピックアップ〉7 青色防犯パトロールは有効か
〈ピックアップ〉8 ソーシャルキャピタルの防犯への役割

第8章 場所に基づく犯罪予防
 第1節 犯罪と場所とのかかわり
 第2節 場所に基づく犯罪予防の諸理論
 第3節 日本における「場所と犯罪」研究
 第4節 今後の展望―防犯環境設計論の枠組みを超えて

〈ピックアップ〉9 青色防犯灯の現状と青色LEDによる新たな防犯灯開発

第9章 子どもの遊びと防犯
 第1節 子どもにとって遊びの大切さ
 第2節 子どもの遊びを阻害するもの―外で遊べない・遊ばない子どもたち
 第3節 地域で支える子どもの遊びと育ち―冒険遊び場づくりの活動
 第4節 今後の展望―もっともっと外遊びを

〈ピックアップ〉10 地域安全マップによる防犯教育の効用
〈ピックアップ〉11 子どもの防犯のための2つの「ものさし」
〈ピックアップ〉12 育児環境

第3部 市民と刑事司法

第10章 裁判員制度と心理学
 第1節 裁判員制度研究の意義
 第2節 裁判員裁判への参加意向に関する問題
 第3節 裁判員裁判に参加した場合の問題
 第4節 今後の展望―裁判員制度の問題点を解決するために

〈ピックアップ〉13 刑事司法と社会心理学
〈ピックアップ〉14 刑事司法への信頼―警察への信頼を中心として

第11章 犯罪被害者の心理と支援
 第1節 犯罪被害の実態
 第2節 犯罪被害者の心理
 第3節 犯罪被害者の支援
 第4節 今後の展望―犯罪被害者の心理と支援の新たな研究

〈ピックアップ〉15 市民の中の犯罪被害者
〈ピックアップ〉16 修復的司法と心理学

上記内容は本書刊行時のものです。