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自己調整学習と動機づけ ディル・H・シャンク(編著) - 北大路書房
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自己調整学習と動機づけ (ジコチョウセイガクシュウトドウキヅケ)

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発行:北大路書房
A5判
408ページ
並製
定価 4,000円+税
ISBN
978-4-7628-2697-9   COPY
ISBN 13
9784762826979   COPY
ISBN 10h
4-7628-2697-9   COPY
ISBN 10
4762826979   COPY
出版者記号
7628   COPY
Cコード
C3011  
3:専門 0:単行本 11:心理(学)
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2009年11月
書店発売日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2021年4月12日
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重版情報

3刷 出来予定日: 2021-04-26
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自己調整学習における動機づけの役割を理論的・実証的に解明し,教育的適用を検討。

紹介

モニタリングやリハーサルなどの認知的側面が重視されてきた自己調整学習研究において,動機づけの果たす役割が注目を集めている。目標,原因帰属,自己効力感,結果期待,達成価値など,自己調整学習における動機づけの役割を最新の理論と実証的エビデンスから明らかにするとともに,その教育的適用について詳細に検討する。

目次

日本語版への序文
序文
謝辞

第1章 モチベーション―自己調整学習の基本的特質―
 はじめに
 動機づけと学習の基本的問題
 自己調整学習における基本的動機づけの諸構成因の役割
 結論

第2章 自己調整学習を動機づける知能観
 はじめに
 知能観:定義とよくある質問
 知能観の学習への取り組みに対する影響
 知能観の学習プロセスに関する信念および調整に与える影響
 増大的知能観を教えると自己調整学習は促進されるのか?
 結論

第3章 達成目標の自己調整
 はじめに
 達成動機づけの階層モデル
 実践への示唆
 結論

第4章 興味と自己調整―学習の規定因としての相互の関係性―
 はじめに
 自己調整研究,動機づけ,興味
 興味研究と自己調整
 教育への示唆
 結論

第5章 自己調整学習における動機づけ要因としての自己効力信念の役割
 はじめに
 社会的認知理論の概観
 学習の文脈における自己効力感と自己調整学習
 実践への示唆
 結論

第6章 自己調整学習の促進―動機づけの観点からの分析―
 はじめに
 ミクロな動機づけ過程
 マクロな動機づけ過程
 実践的示唆
 結論

第7章 達成行動の調整における達成価値の役割
 はじめに
 達成価値の定義
 生徒の取り組みと自己調整を促す学習指導実践:概念志向的な読解指導
 結論と今後の研究の方向性

第8章 学習習慣と自己調整学習―方法から意志を見出すための援助―
 はじめに
 用語の定義とその理論的背景
 学習習慣を考える枠組み
 力動的システムの理論
 学習の流れを示す学習チャート
 学習習慣の研究に向けた教師との協同研究
 生徒に良い学習習慣を育成するには
 再考:なぜ学習習慣が問題となるか

第9章 自律的自己調整の理解と促進―自己決定理論の観点から―
 はじめに
 自己決定理論
 生徒との教室での対話
 自己決定理論の教室研究
 自己調整学習の「どのように」に関する理論

第10章 自己調整学習の動機づけとしての帰属
 はじめに
 理論的背景
 研究によるエビデンス
 生徒に自己調整をする気にさせる
 結論

第11章 目標設定―学習の自己調整の基本的能動的源―
 はじめに
 効果的目標を設定すること
 他の自己調整過程と信念を目標設定に統合すること
 自己調整訓練によって生徒にやる気を起こさせること
 結論

第12章 動機づけと自己調整学習の絡みあい
 はじめに
 自己調整学習とは何か
 生徒は課題にどのように取り組むか
 行動が自己調整的であるときとそうでないとき
 自己調整学習と動機づけをまとめること
 生徒は動機づけ状態をいかに方略的に調整しているか
 結論

第13章 自己調整学習の適応的援助要請における動機づけの役割
 はじめに
 自己調整の適応的援助要請とは
 つまずきに対処する場面での非適応的行動
 教師の役割
 結論

第14章 ジェンダー,自己調整と動機づけ
 はじめに
 自己調整学習とジェンダー
 達成目標志向の性差
 自己効力感と能力の信念に関する性差
 自己効力感の源:性役割の概念と信念
 結論
 教育現場への示唆

第15章 文化的差異と文化アイデンティティの自己調整学習への動機づけの役割
 はじめに
 文化とは何か
 自己調整学習
 文献の概観
 応用

引用文献
人名索引
事項索引
訳者あとがき

上記内容は本書刊行時のものです。