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博物館学Ⅳ
巻次:4
博物館資料保存論*博物館実習論
- 初版年月日
- 2013年3月5日
- 書店発売日
- 2013年3月15日
- 登録日
- 2016年6月24日
- 最終更新日
- 2016年6月24日
紹介
博物館法改訂(平成20年)、「博物館の設置及び運営上の望ましい基準」の改訂(平成23年)に対応し、
新たに学芸員をめざす大学生にもわかりやすいよう基礎的な事項から丁寧に解説するシリーズ。
第?巻では、新科目の「博物館資料保存論」と現場実践に裏打ちされた「博物館実習論」と合わせて、
実習の際に基本用語の小事典としても活用できる「博物館学関連用語集」521項目の解説を収載。
目次
■第1部 博物館資料保存論
第1章 博物館と資料保存
第1節 博物館における資料保存の意義
第2節 資料の保存価値
第3節 博物館資料保護の法的根拠と倫理規定
第2章 博物館資料の保全
第1節 資料の状態調査・現状把握
第2節 資料の現状保存と修復保存
第3節 資料の梱包と輸送
第3章 博物館資料の保存環境
第1節 資料の収蔵・展示・保存の環境管理
第2節 生物被害とIPM(総合的有害生物管理)
第3節 自然災害と来館者の安全対策
第4節 資料の伝統的保存方法
第4章 地域資源・文化財・自然環境の保護と博物館
第1節 地域資源の保存と活用―エコミュージアムを中心に―
第2節 文化財の保存と活用
第3節 自然環境の保護
第5章 博物館資料保存の課題
第1節 収蔵環境の整備
第2節 記録保存とデジタル保存
第3節 現地保存の課題
第4節 文化財の不法輸出入と文化財返還問題
■第2部 博物館実習論
第1章 博物館実習の意義
第1節 博物館実習の目的
第2節 博物館実習の項目
第3節 博物館実習と学芸員
第2章 学内実習
第1節 学内実習の目的
第2節 見学実習
第3節 学内実習の実際
第3章 館園実習
第1節 館園実習の目的
第2節 館園実習の現状
第3節 館園実習上の留意点
第4節 館園実習の実際
第4章 博物館実習の課題
第1節 学芸員課程設置に対する大学の認識
第2節 学内実習指導担当者の養成
第3節 博物館の受け入れ体勢整備
第4節 大学と博物館の連携構築
資 料
博物館学基本用語集
上記内容は本書刊行時のものです。