版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
日本の風景計画 西村 幸夫(著/文) - 学芸出版社
..

日本の風景計画 (ニホンノフウケイケイカク) 都市の景観コントロール 到達点と将来展望

このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:学芸出版社
B5変型判
縦260mm
200ページ
定価 4,000円+税
ISBN
978-4-7615-4070-8   COPY
ISBN 13
9784761540708   COPY
ISBN 10h
4-7615-4070-2   COPY
ISBN 10
4761540702   COPY
出版者記号
7615   COPY
Cコード
C0052  
0:一般 0:単行本 52:建築
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2003年6月
書店発売日
登録日
2019年9月11日
最終更新日
2019年9月11日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

我が国での風景計画は、試行錯誤を繰り返しながら、どのような制度の下で実践されてきたか。現在の到達点を、歴史的都市をはじめ一般市街地、郊外部での運用や実績に立ち入って検討し、政策的な意義と法制度の可能性を多面的に考察。「地域力」を惹きだす美しい風景の実現を目指す。これからの日本の景観行政への提言も掲載。

目次

はしがき
序説 日本の風景計画構築のために  (西村幸夫)

第Ⅰ部 制度としての風景計画

1章 日本における都市の風景計画の生成  (中島直人・鈴木伸治)
1・1 都市風景計画の生成過程
1・2 都市計画制度の成立過程と風景計画
1・3 風致地区と美観地区の運用
1・4 都市の風景計画確立へ向けた運動

2章 各種制度と風景計画  (小出和郎・山崎正史)
2・1 風景計画の制度・景観条例の発展経緯と問題点
2・2 景観(風景)計画と事業制度
2・3 自主条例の可能性と問題点

3章 風景計画と計画主体  (北沢 猛・下間久美子・亀井伸雄・岡崎篤行)
3・1 風景づくりにおける自治体と国の役割
3・2 風景計画と文化財保護
3・3 市民参画の風景計画

4章 風景計画とその法的根拠  (河野俊行・日置雅晴)
4・1 風景計画の法的根拠に関する比較法的考察 ―ドイツ(バイエルン州とミュンヘン市)を素材として
4・2 日本における景観権、環境権の可能性

5章 風景計画の意義  (中井検裕)
5・1 景観政策の現状
5・2 価値ある風景の保全
5・3 地域経済活性化策としての風景計画
5・4 地域共有の価値観づくりとしての風景計画
5・5 地域生活環境保全としての風景計画
5・6 まちづくり啓発としての風景計画
5・7 風景の価値に対する問いかけ

第Ⅱ部 実践の中の風景計画

6章 広域の風景計画  (宮脇 勝・村上祥司)
6・1 都道府県の風景計画
6・2 屋外広告物のコントロール

7章 総合的な風景計画の実践  (山崎正史・坂本英之・鈴木伸治)
7・1 京都市 ―歴史的町並みから現代景観を含む包括的な風景計画
7・2 金沢市 ―個別の修景から総体的な風景計画へ
7・3 横浜市 ―総合的な風景計画の展開

8章 歴史的都市の風景計画  (三島伸雄・大野 整・岡崎篤行・佐野雄二・下村麻理)
8・1 松本市 ―眺望景観と歴史的市街地の再生
8・2 飛騨古川 ―継承と参加のまちづくり
8・3 倉敷市 ―町並み保存運動から美観地区景観条例まで
8・4 臼杵市 ―自主的な保存活用の実際と財源確保の工夫

9章 一般市街地の風景計画  (窪田亜矢・宮脇 勝)
9・1 風景計画における一般市街地とは
9・2 広島市 ―河川を用いた景観誘導
9・3 柏市 ―用途地域制に整合した景観ガイドライン
9・4 協議を通じた風景像の共有に向けて ―荒川区マンション要綱
9・5 環境都市計画への展望 ―各地での先進的な取り組み

10章 田園地域の風景計画  (宮脇 勝・齊木崇人)
10・1 神戸市の「人と自然の共生ゾーン整備計画(里づくり)」における田園地域の風景計画
10・2 加美町、出雲平野、帯広市、標茶町の取り組み

第Ⅲ部 これからの風景計画に向けて

11章 これからの「風景計画」の考え方  (西村幸夫)
11・1 これまでの「景観計画」の特徴
11・2 風景条例をめぐる計画システムの可能性と課題

12章 欧米における風景法  (西村幸夫)
12・1 各国の風景法の基本的な構造
12・2 欧米における風景コントロールの特徴

13章 これからの日本の風景行政への13の提言  (西村幸夫・小出和郎)
13・1 風景基本法の制定
13・2 既存制度の改善による総合的風景行政
13・3 風景の質向上のための具体的施策
13・4 再び都市の美を表舞台に

索 引

著者プロフィール

西村 幸夫  (ニシムラ ユキオ)  (著/文

東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻教授。
1952年福岡県生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業、同大学院修了。明治大学助手、東京大学助教授を経て、現職。この間、アジア工科大学助教授、マサチューセッツ工科大学客員研究員、コロンビア大学客員研究員などを歴任。工学博士。著書に『西村幸夫都市論ノート』(鹿島出版会)、『環境保全と景観創造』(鹿島出版会)、『町並みまちづくり物語』(古今書院)、『歴史を生かしたまちづくり』(古今書院)など。

中島 直人  (ナカジマ ナオト)  (著/文

東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻助手。
1976年東京都生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業、同大学院修士課程修了。2002年より現職。著書に『日本都市計画学会五十年史』(都市計画233号、分担執筆、(社)日本都市計画学会)。

鈴木 伸治  (スズキ ノブハル)  (著/文

関東学院大学工学部土木工学科助教授。
1968年大阪府生まれ。京都大学工学部建築学科卒業、東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修士課程修了。東京大学助手、関東学院大学工学部専任講師を経て現職。博士(工学)。著書に『明日の都市づくり』(共著、慶応大学出版会)など。

小出 和郎  (コイデ カズオ)  (著/文

(株)都市環境研究所代表。
1946年東京都生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業、同大学院修士課程修了。(株)都市環境研究所に入社、現在に至る。著書に『条例による総合的まちづくり』『地方分権時代のまちづくり条例』(共著、学芸出版社)、『アーバンデザインの現代的展望』(共著、鹿島出版会)など。

山崎 正史  (ヤマザキ マサフミ)  (著/文

立命館大学理工学部環境システム工学科教授。
1947年京都府生まれ。京都大学工学部建築学科卒業、同大学院修了。浦辺建築設計事務所、京都大学助手、立命館大学理工学部助教授を経て、現職。工学博士。1998年、フランス国立科学研究所研究員。1999年、フィレンツェ大学留学。著書に『京の都市意匠』(プロセスアーキテクチュア社)、『京都歴史アトラス』(共著、中央公論社)など。

北沢 猛  (キタザワ タケル)  (著/文

アーバンデザイナー・東京大学大学院工学系研究科助教授・横浜市参与。
1953年長野県生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業、横浜市企画調整局入庁後、横浜の都市づくりに参画し、同都市デザイン室長を経て現職。著書に『ある都市の歴史』(福音館書店)、『都市のデザインマネジメント』(編著、学芸出版社)、『明日の都市づくり』(慶應義塾大学出版会)、『都市デザイン横浜・その発想と展開』(鹿島出版会)など。

下間 久美子   (シモツマ クミコ)  (著/文

国際文化財保存修復センター(ICCROM)プロジェクト・マネジャー。
1967年山形県生まれ。千葉大学工学部建築学科卒業、東京大学大学院工学系研究科修士課程修了、同大学院博士課程中退。文化庁(文部科学技官)、ユネスコ世界遺産センター、ユネスコ・バンコク事務所、文化庁(文化財調査官)を経て、2002年より現職。工学博士。著書に『今井の町並み』(共著、同朋舎)、『都市の歴史とまちづくり』(共著、学芸出版社)など。

亀井 伸雄  (カメイ ノブオ)  (著/文

国立都城工業高等専門学校校長。
1948年神奈川県生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業、同大学院修士課程修了。文化庁、奈良国立文化財研究所、奈良市教育委員会、文化庁建造物課長を経て現職。工学博士。著書に『城と城下町』(至文堂)、『産業遺産』(共著、大河出版)、『今井の町並』(共著、同朋舎)など。

岡崎 篤行  (オカザキ アツユキ)  (著/文

新潟大学工学部建設学科助教授。
1965年福岡県生まれ。東京工業大学工学部社会工学科卒業、同大学院修士課程修了、東京大学大学院博士課程中退。東京都立大学建築学科助手、ボストン大学客員研究員、新潟大学講師を経て現職。博士(工学)。著書に『都市の風景計画』『歴史的遺産の保存・活用とまちづくり』(共著、学芸出版社)、『建築設計資料集成(総合編)』(共著、丸善)など。

河野 俊行  (コウノ トシユキ)  (著/文

九州大学法学研究院教授。
1958年大阪府生まれ。京都大学法学部卒業、同大学院法学研究科博士後期課程学位取得退学。ミュンヘン大学客員教授、ルーバン・カトリック大学客員教授。

日置 雅晴  (ヒオキ マサハル)  (著/文

キーストーン法律事務所。弁護士。
1956年三重県生まれ。東京大学法学部卒業。司法修習34期、1982年第二東京弁護士会登録。著書に『市民参加のまちづくり』(共著、学芸出版社)など。

中井 検裕  (ナカイ ノリヒロ)  (著/文

東京工業大学大学院社会理工学研究科教授。
1958年大阪府生まれ。東京工業大学工学部社会工学科卒業、同大学院博士課程単位取得退学。明海大学不動産学部助教授、東京工業大学助教授等を経て、現職。工学博士。著書に『英国都市計画とマスタープラン』『都市計画の挑戦』(共著、学芸出版社)、『明日の都市づくり:その実践的ビジョン』(共著、慶應義塾大学出版会)など。

宮脇 勝  (ミヤワキ マサル)  (著/文

千葉大学工学部都市環境システム学科助教授。
1966年北海道生まれ。北海道大学工学部建築工学科卒業、東京大学大学院都市工学専攻修士課程修了、ローマ大学建築学部留学、東京大学大学院都市工学専攻博士課程修了。伊東豊雄建築設計事務所、北海道大学大学院助手を経て、1999年より現職。著書に、『改造建築』(SD0010号、監修、鹿島出版会)、『都市の風景計画』(共著、学芸出版社)、『リノベーション・スタディーズ』(共著、INAX出版)など。

村上 祥司  (ムラカミ ショウジ)  (著/文

(株)想像都市研究所代表取締役。
1948年愛媛県生まれ。武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業。(株)都市計画設計研究所を経て現職。主に、土地利用計画、風景(景観)計画から都市・集落の空間デザインに至る一連の企画立案・計画・設計及び、景観関連条例の改正・制定の理論検討などの業務に従事。条例については、日本都市計画学会発表論文(1996・1997)など。

坂本 英之  (サカモト ヒデユキ)  (著/文

金沢美術工芸大学デザイン科環境デザイン専攻教授。
1954年石川県生まれ。明治大学工学部建築学科卒業、同大学院修了。シュタットバウアトリエ(都市デザイン事務所)勤務、シュツットガルト大学大学院博士課程修了、同大学客員研究員、金沢美術工芸大学助教授を経て、現職。工学博士。著書に『NPO教書』(共著、風土社)、『都市の風景計画』(共著、学芸出版社)など。

三島 伸雄  (ミシマ ノブオ)  (著/文

佐賀大学理工学部都市工学科助教授。
1964年福岡県生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業、同大学院修了。佐賀大学理工学部講師を経て、現職。工学博士。1998年、文部省在外研究員としてウィーン工科大学留学。著書に『新建築学教科書シリーズ10 都市計画』(共著、朝倉書店)、『新時代の都市計画3 既成市街地の再構築と都市計画』(共著、ぎょうせい)など。

大野 整  (オオノ セイ)  (著/文

(株)都市環境研究所。
1967年広島県生まれ。東京都立大学工学部建築工学科卒業後、(株)都市環境研究所に入所。技術士。著書に『都市の風景計画』『条例による総合的まちづくり』(共著、学芸出版社)、『新・都市計画マニュアル』(共著、丸善)など。

佐野 雄二  (サノ ユウジ)  (著/文

(株)アルテップ。
1971年東京都生まれ。東京都立大学工学部建築学科卒業、同大学院修士課程修了。博士(工学)。

下村 麻理  (シモムラ マリ)  (著/文

(株)都市環境研究所。
1972年大分県生まれ。関西大学工学部建築学科卒業後、(株)都市環境研究所入所。著書に『地方分権時代のまちづくり条例』『条例による総合的まちづくり』(共著、学芸出版社)。

窪田 亜矢  (クボタ アヤ)  (著/文

工学院大学建築都市デザイン学科講師。
1968年東京生まれ。東京大学都市工学科卒業、コロンビア大学大学院、東京大学大学院修了。(株)アルテップ勤務、東京大学都市デザイン研究室助手を経て、2002年より現職。博士(工学)。一級建築士。著書に『界隈が活きるニューヨークのまちづくり』(学芸出版社)など。

齊木 崇人  (サイキ タカヒト)  (著/文

神戸芸術工科大学大学院芸術工学専攻主任教授。建築家。
1948年広島県生まれ。広島工業大学卒業、筑波大学専任講師などを経て現職。工学博士(東京大学)。89年スイス連邦工科大学客員研究員、97年~98年イギリス・ウエストミンスター大学客員教授として渡英。著書に『スイスの住居・集落・街』(丸善)、『円相の芸術工学』(共著、工作社)など。作品に、まつぼっくり保育園、つくば二宮幼稚園、碧祥寺博物館ほか。

上記内容は本書刊行時のものです。